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校長日記

「ふつうってなんだろう?」①

最近NHKで「ふつうってなんだろう?」という2分ほどのアニーメーションが放映されています。発達障がいの「困りごと」について、当事者の経験をもとに表現され、実感を持って理解できる内容で、「ああ、こういうことなのだ」と納得できるアニメです。しかし、このアニメ、発達障がいに対する理解を深めるということ以上のメッセージを発しています。

 

「私にはどうにもならないふつうがある~♪」「あなたのふつう わたしのふつう~♪ ふつうって一体なんだろな♪」という言葉が、軽快な音楽にのって流れます。「“ふつう”は人の数だけある」との考えのもとに作成されたそうです。

 

「ふつう、○○○○だよね」という言葉は、それぞれの基準と、それまでの他の人との交流などから学んだ経験とのバランスによって発せられる言葉なのだろうと思います。しかし、他の人と一緒に何かをしている時、それぞれが「ふつう」と考えて行っていることが(すこしの違いはもちろん、大きく)違うということはよくあることです。

 

“ふつう”ってなんだろう?

 

アニメ「ふつうってなんだろう?」のナレーションは、なんとアニメに描かれている「ご本人」によるものだそうです。インターネットで動画の視聴ができます。

めざせ!あいさつ世界一

私が、昨年本宮高校に転勤してきてまず驚いたことは、あいさつと清掃が実に素晴らしいということです。そこで今日はあいさつについて書きたいと思います。

私は他の学校に行く機会がありますが、たくさんの生徒があいさつしてくれることやその元気さで、本宮高校は群を抜いています。あいさつで「福島県No.1」の高校と言えます。そして、それを支えているのが、生徒会役員による毎朝のあいさつ運動です。役員のみなさんありがとう!

あいさつ運動を毎日行うようになって3年、「生徒のみんなの心を明るくしたい」という理由から始めたそうです。元気にあいさつされると思わず笑顔になりますよね。

しかし、私にとってはかなり意外なことに、「100%の人があいさつを返してくれるわけではない」とのことです。ちょっと残念に思いました。あいさつは人と人との関わりの基本、何事もあいさつから始まります。

というわけで、すでにかなり高いレベルに達している本宮高校のあいさつですが、さらにグレードアップして、「あいさつ運動で100%あいさつを返す」ことを目指しましょう。

そうしたら、「あいさつ世界NO.1」の高校となるのでは?めざせ世界一!

 

 

花紅柳緑(かこうりゅうりょく)

6月15日(土)、本宮市の英国庭園でフラワーフェスティバルの開会式が行われ、

オープニングアトラクションとして書道部が書道パフォーマンスを行いました。

その時の書いたのが「花紅柳緑(かこうりゅうりょく)」で、

「花は紅、柳は緑」という意味で自然の美しさを表す禅の言葉だそうです。

フラワーフェスティバルのオープニングにふさわしいですね。

扇子にもなりました。

 

さて、皆さんは人生でどんな花を咲かせるのでしょう?

私は人生の折り返し地点は過ぎたと思われますが、

自分ではまだ花は満開にはなっていない、人生これからだ、などと思っています。

そういえば「世界に一つだけの花」という平成を代表するヒット曲がありましたね。

皆さんそれぞれが自分色の花(=夢)を育て咲かせて行けるよう応援していきます。

ココで創ろう 君のミライ~校長日記~

 校長日記をはじめることとなりました。

 変化が激しい社会の中で、学校も変革の時期にあります。そんな中、本校が目指すものをわかりやすく、本校生徒や本校を志願する中学生に伝えたいと思い、「ココで創ろう 君のミライ」という言葉をつくりました。本校の学校教育目標である「自らの人生を切り拓く力とよりより社会を創る力を持った人間の育成」を高校生目線でいうとこのような言葉になるだろうと考えています。

 「ココ」とは、今・現在、この場所、個々(ひとりひとり)を示し、「ミライ」には、未来、美蕾(雷はつぼみのこと、今美しく咲こうとする花)などの意味を込めています。

 人生は挑戦(チャレンジ)の連続で、挑戦の積み重ねが未来を創ります。失敗を恐れず挑戦をし続け、自分と社会の未来を創っていってほしい、その挑戦を本宮高校はサポートしていきます。そして、未来は、「今」「ここで」「ひとりひとりそれぞれに」始まっているのです。

 校長日記を今後もどうぞよろしくお願いいたします。