ブログ

校長日記

「税に関する高校生の作文」二本松税務署長賞受賞、髙橋らぶ(1年)さん

本日、二本松税務署長の武内邦夫様と、同総務課長の伊藤裕様が来校され、13:00より校長室で、「税に関する高校生の作文」二本松税務署長賞の賞状と記念品の授与が行われました。高橋さんの作文では「税金について」のタイトルで、国の一般会計歳出の1/3を占める社会保障費に着目して、高齢化の課題を抱える日本の構造的な問題に関しての自分の思いを述べたものでした。武内署長さんからは、社会保障に視点を当てたとても素晴らしい作文でしたと、お褒めの言葉もいただきました。本校では、このコンクールに、1年生98名が参加しました。このような機会に、税の仕組みや、税を財源としている国や地方公共団体等の予算等に関しての理解を深めることは重要なことだと思います。画像は、表彰後の校長室でのものです。

 

2年ぶりのインターンシップ(2学年)、他

本日から、3日間のインターンシップ(2学年)がスタートしました。あいにくの雨ですが、昨年度の新型コロナウイルスへの対応による中止を挟んで、2年ぶりの実施となりました。2学年の全生徒による実施が難しく、就職を希望している生徒をメインにしての実施となりました。多くの企業さん・事業所さん等の受入れ先の皆様へはあらためて感謝いたします。事故等なく、多くの学びや経験のある体験活動となることを期待しています。また、学校に残っている2学年の生徒は、進学や将来の就職に向けてのガイダンスが行われています。こちらに参加している生徒にも、普段学ぶことのできない学びから、来年度の受験に向けて、心も頭もギアを一段上げてくれるのではと期待しています。

話は変わりますが、本校の同窓会館「やまなみ会館」で、本日、11/19~21日に実施されるハンドボール競技の新人戦の県大会の組み合わせ抽選会等が行われています。地区大会までは無観客での大会の実施となりましたが、この県大会から、制限は設けられるようですが保護者の観戦も復活させての大会となるようです。まだ完全にコロナ禍前に戻っているわけではありませんが、少し明るい希望を感じさせる情報だと思います。本校の男子生徒は、福島北・川俣との合同チームでの出場となります。健闘してくれるものと期待しています。

令和4年度の入学者選抜(特色選抜)の実施について

本日、前期選抜等の入学者選抜の本校の実施要項が、ホームページにアップロードされました。詳細は実施要項をお読みいただきたいと思います。令和4年度の入学者選抜は、入試制度が変更されて3回目の入試となります。過去2回目の実施状況等を踏まえて、特色選抜のA型には実技を、B型にはプレゼンテーションを導入しました。新たなこととなると、何か大変だと感じることもあるとは思います。ただ、本校では志願してほしい生徒像は従来どおりとしていますので、高校3年間で、校内外において自分がやりたい(やり続けたい)ことのしっかりとした計画や思いを持っている中学生には、それらをしっかりとアピールしてもらいえるものと考えています。実技の具体的な内容や、プレゼンテーションの実施についての詳細は実施要項で確認していただき、多くの中学生にチャレンジしてほしいと思います。

野球の定期戦を観戦して

3日(水)に、しらさわグリーンパークで行われた、安達高校、二本松工業高校さんとの定期戦を観戦し、本校野球部の応援をしました。今年の春、レギュラーメンバーに硬球にも慣れていない1年生が多くいる状態からのスタートでしたが、見違えるように頼もしく、堂々とプレーする姿に今後に向けての大きな希望を感じました。ぜひ、来年の夏に向けて、精進して一層の向上を期待したいと思っております。スタンドには多くの保護者の皆様も駆けつけてくださり、熱心な心のこもった声援、頭が下がる思いでした。下の画像は、保護者会でつくられたタオルを持つ、保護者会の豊田会長さんです。

2学期のスタートにあたって

本日から、いよいよ2学期がスタートです。新型コロナの感染拡大が気になるところですが、生徒一人一人にとって、充実した2学期となるよう期待しています。以下は、始業式(放送による)での話の内容です。

 2学期のスタートにあたって、少しお話しをさせて頂きます。今日の始業式は、体育館に集合してもらうのではなく、放送にしました。新型コロナ感染症の拡大防止に関わっての措置ですが、その辺は、後ほどお話ししたいと思います。

 まずは、この夏休み、大きな事故等の連絡もなく、ほっとしています。皆さんも、こうして2学期のスタートを迎えることができて、一安心といったところでしょうか。
 ところで、この夏休みは、「ココで創ろう、君のミライ」に向けて、皆さん一人一人の自分の将来に備えての蕾になるような取組が出来たでしょうか?遠方への旅行や、イベントへの参加などが今年も出来なかったのですが、それぞれがやれることは沢山あったのだと思いますし、それぞれが自分なりの目標を定めて、工夫しながら頑張っていたのではないかと思っています。

 先日閉会したオリンピックですが、無観客と言うこともあってか、様々な種目の中継が、テレビやネットなど様々なメディアを介して、行われていました。コロナ禍でもあり、開催自体に対しても様々な意見がありましたが、それぞれの競技では、いろいろなドラマがあり、そこには、沢山学ぶべき事、考えさせられることが詰まっていたのではないかと思います。明日、24日にはパラリンピックの開会式が行われ、9月5日までのスケジュールが組まれています。可能な範囲で、競技の様子を見て、パラリンピック、パラスポーツを通して、様々な障害についての理解をする機会としてもらいたいと思います。折角ですので、パラリンピックの基本コンセプトの3つを紹介したいと思います。
 1つ目が、「全員が自己ベスト」です。全てのアスリートが、最高のパフォーマンスを発揮し、自己ベストを記録できる大会の実現だそうです。
 2つ目が、「多様性と調和」です。人種、性別、言語、宗教、障害の有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩するとして、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識して、共生社会をはぐくむ契機としたいということだそうです。
 3つ目が、「未来への継承」です。これは、1964年の東京大会が、日本を大きく変革して、高度成長の弾みとなったことがベースにあります。今回の2020大会は、日本から世界にポジティブな変革を促し、それらをレガシーとして未来へ継承するとしています。この場合のレガシーは、伝統のような意味合いが強いかもしれません。
 この3つのコンセプトを確認していて、本校の「真結身」の教えとの重なりを感じました。後で、皆さんも確認してみてください。

 今日は、放送なので、手短にしたいと思いますので、新型コロナウイルス感染症に関することを、いくつかお話しします。まず、「まん延防止等重点措置」が本県では、いわき市に追加して郡山市が指定されました。それを受けて、福島県教育委員会から、郡山市の県立学校と、その近隣の須賀川市、本宮市、鏡石町、三春町の県立学校についても、部活動の活動を個人や少人数にすることと、短時間にすることが通知されました。本日から、来月12日までの予定となっています。
 学校生活における感染防止対策の見直し、再確認等をこれから厚生部の佐藤淳治先生や担任の先生から話がありますので、しっかりと聞いて、各人が、しっかりと意識して活動や行動をとってください。また、部活動については、それぞれの担当の先生の指示を受けて、その指示にしたがってください。
 一人一人が、緊張感を持って、感染防止に努めて下さい。2学期には、多くの行事等も控えています。また、3年生は進路に向けて非常に重要な時期にもなります。真結身の教えのまさに「結束」で、みんなでこの状況を乗り切りましょう。
 感染リスクはゼロはありえません。生徒の皆さんやその家族、先生方など、身近な人が何時罹ってもおかしくありません。罹った人やその家族の人たちへの誹謗中傷は絶対に無いようにしてください。周りで罹った人が出たときには、早く直って、復帰できることを願ってあげられるような、そのような優しい気持ちを持ちたいものです。

 最後になりますが、この2学期、「ココで創ろう、君のミライ」に向けて、それぞれの未来に向けての蕾づくりをしっかりと行えることを期待して、始業式の話としたいと思います。