台風一過~情報伝達を考える②~
昨日のブログで、
電話も携帯も郵便もない村にどのように連絡をとるか?
という問題を出しておりました。
答えは「手紙の手渡し」です。
A市:生徒が住む地方都市
B村:実家の村
Cステーション:B村から一番近い(といっても自転車で30分かかる)バスの発着場
とします。
まず生徒は「お金を届けてほしい」という旨の手紙を書き、
A市のバス発着場にもっていきます。
Cステーションに向かうバス(実はトラックの荷台)の運転手、もしくは乗客に
「B村の○○(お父さんの名前)に手紙を届けてほしい」と頼みます。
受け取った人は、Cステーションまでその手紙を運び、
B村の人、もしくはB村に向かう人を見つけその手紙を渡します。
最後に、手紙を受けとった人がB村の○○さん宅まで手紙を届けます。
これで生徒のお父さんさんが手紙を受け取り、
A市にいる娘の経済状況を知ることとなります。
私たちのように
発達した情報伝達のシステムの中で生きている者には
想像もつかない方法です。
知り合いではない人も含めた、
相互の信頼を基礎とした情報伝達方法に感心するばかりです。
無責任な言いっぱなしを世界中にばらまくことができるツールにより、
様々な問題がおきる社会に生きる私たちには
ちょっと視野をずらして世の中を見つめることが必要だ、
台風の中、そんなことを考えていました。
在校生・保護者の皆様方へ
3月20日(水)以降の予定についての連絡です。
別添今後の予定について.pdfを確認ください。
春季休業中は家庭で過ごす時間が増えるかと思われます。
在校生のみなさんは、新年度に向けて生活面と学習面ともに計画的に行動し、自己管理を心がけるようにしてください。保護者の皆様方には家庭でのご指導をよろしくお願いいたします。
事故や怪我、感染症対策にも十分注意し、何かありましたら学校までご連絡ください。
(事務担当:本宮高等学校 教頭 tel 0243-33-2120)
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