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本宮高校百景 ~その四 満天星並木~

 

質問です。

タイトルの「満天星」は何と読むでしょう。

なんと「どうだんつつじ」もしくは「どうだん」と読みます。

えっ!?なぜ?

そして「どうだんつつじ」とは?

 

「どうだんつつじ」は皆さんが毎日とおる校地内の坂道にあり、

季節ごとに違う表情を見せてくれます。

そして今、真っ赤に色づいて学校を彩っている

だれもが目にしているあの低木が「どうだんつつじ」です。

 

さて、なぜ「満天星」なのでしょうか。

 

「どうだんつつじ」は「灯台(燈台)躑躅」とも書きます。

(読めない・・・)

「どうだんつつじ」の枝の形が

「結び灯台(燈台)」に似ているからなのでそうです。

「結び灯台(燈台)」とは、昔、明かりをとるため、

3本の棒を結びその上部を開いて皿をのせ、

そこに火をともしたもので、

宮中での夜間の行事でも用いられたとのこと。

そう言われてみれば似ているかも。

 

そして、満天星の字があてられたのは

春にたくさんの小さな白い花が咲き、

それが満天の星のようだからだとか。

 

闇夜に輝く満天の星と灯台のあかり、

なんとも美しすぎる「どうだんつつじ」のお名前です。

 

うっかりしていて花の写真がないので、

来春に掲載予定(^^)v