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2019年9月の記事一覧

本宮高校百景 その二~実りの秋~

本宮高校の敷地内は自然が豊かで、

季節ごとに表情を変えています。

そして今、実りの秋を迎えました。

 

校門から校舎へ向かう坂道沿いの森からは

栗が落ちてきます。

栗が拾える場所はこの坂道に3か所あります。

拾った方には差し上げます。

この坂道ではどんぐりも拾えます。

 また、この森には大きな豆がぶら下がっています。

藤の実です。

藤があるなんて今まで気が付きませんでした。

キノコは多種多様な種類が見られます。

中には食べられるものもあるそうですが・・・

 

 

自然豊かな本宮高校、

まだまだ新しい発見がありそうです。

皆さんもいつもとちょっと目線を変えて

新しい発見をしてみませんか。

 

珍しいもの、かわいいものが見つかりましたら

校長室へお知らせください。

 

修学旅行に出発しました

2年生の修学旅行は秋晴れの中出発しました

4泊5日、広島、関西方面です。

集合時間に遅れることなく参加者予定者全員が集合、

予定通りに出発しました。

↓郡山駅での出発式の様子

郡山駅での出発式

 

昨日の結団式後、

これまでグループで取り組んできた

修学旅行先について調査し作成した壁新聞(ポスター)の

発表コンテストが行われました。

クラス予選を勝ち抜いた8チームが発表し

「方言」について調べたチームが最優秀となりました。

 

時間をかけて準備してきた修学旅行です。

みなさんが大きく成長し、

楽しい思い出がたくさんできますように

↓コンテストの様子

コンテストの様子

英国祭にて

今日はもとみや青年会議所主催の第2回英国祭でした。

イギリス王室のウィリアム王子が本宮を訪れたことが縁で、

プリンス・ウィリアムズ・パークが整備されるなど

本宮市はイギリスとの交流を深めています。

その一つ、本日の英国祭では本校の生徒が大活躍でした。

 

オープニングステージとして合唱部と吹奏楽部が演奏し、

JRC・インターアクト部の有志が

ワークショップのスタッフとして参加しました。

 

合唱部は美しいハーモニーでイギリスゆかりの曲を演奏しました。

すごすぎる顧問の独唱もあり

心が洗われる時間となりました。

 

一方、吹奏楽部は“かっこいい”という言葉がぴったりの演奏で、

楽しい時間となりました。

市民の皆さんも手拍子で参加してくださいました。

 

プラ板製作のテントで

JRC・インターアクトの生徒が活躍していたので、

私もプラ板をつくりました。

英国祭を表現したつもりです。

プラ板とは

専用のプラスチックのシートに絵を描いて

オーブントースターなどで加熱すると縮んで固くなることを利用して

アクセサリーなどに加工するものです。

 

 

 

 

「神災のカナタ」ネタバレ注意!!

 

9月16日(月)、サンライズ本宮で開催されたカナリヤ映画祭では、

本校の情報処理部と生徒会役員の皆さんが

スタッフとしていたるところで活躍していました。

その様子はすでにホームページに掲載されていますのでご覧ください。

 

そして、恒例の本校製作の映画「神災のカナタ」も上映されました。

これまでの作品とはストーリー展開と作風が大きく変わり、

新鮮で躍動的、質の高い作品でした。

 

~以下、ネタバレあり。閲覧注意!~

日本でしばしば起こる大きな災害は

神々の覇権争いによるものであり、

その争いの手が本宮高校の生徒にも及んで・・・

 

争う神あり

平和を祈る神あり

アクションあり

効果抜群の映像加工あり

迫力満点です。

特別出演の○○先生と□□先生は

日頃からは想像できない邪悪な表情での出演、

「監督の演技指導によるものです」とのこと。

 

小文化祭での上映をお楽しみに!

 

↓監督、出演者、スタッフによる舞台挨拶

右から二人目が演技指導のうまい監督

 

 

 

 

ココで創ろう君のミライ~就職試験 エイ エイ オー!~

9月16日(月)から

高校卒業予定者の就職試験が始まりました。

 

9月13日(金)の放課後には、

就職希望者への激励会が行われ、

激励会の最後に「エイ エイ オー!」と

声を合わせて健闘を誓い合いました。

 

みなさんの未来に大きくかかわる人生の節目の試験、

緊張するでしょうが、

自分の持てるものを十分発揮してほしいと思います。

 

本宮高校で学び、様々な活動し、多くの友と支えあい

大きく成長したはずです。

自信をもって、自分らしく就職試験に取り組めれば

結果はおのずとついてくるでしょう。

 

就職試験は今週一週間に集中しています。

校長室から皆さんの健闘を祈っています。

 

「エイ エイ オー」について

エイ エイ オーは「鬨(とき)の声」と呼ばれます。

合戦で武士の士気を高めるとともに、敵に対して開戦を告げることばです。

武家の作法として「平家物語」にも記述があるとのことです。

大将が「エイエイ」で、一同が「オウ」と応じるとのことで、

諸説ありますが、漢字では「鋭、鋭、応」や「曳、曳、応」と表すようです。

800年もの歴史を持つことばで

未来へ向かう気持ちを高める、

歴史に支えられる未来ですね。

 

本宮高校百景 その一~苔むすアプローチ~

広大な本宮高校の敷地を歩いていると

美しい光景や

おやっ?と思うこと(モノ)に出会います。

そのような光景を紹介していきたいと思います。

百か所が目標です。

 

第一回は校門から校舎に向かう坂道の「苔」です。

写真は台風一過の9月10日(火)の朝の風景で、

陽光で輝く黄緑色は、息をのむほど美しいものでした。

 

晴天が続いた、本日、9月13日の朝には、

苔はうっすらとしかありません。

永遠でないからこそ美しいと感じるのかもしれません。

 

この坂道は季節の移り変わりとともに

様々な光景を見せてくれます。

本宮高校百景に今後もたびたび登場するでしょう。

 

台風一過~情報伝達を考える②~

昨日のブログで、

電話も携帯も郵便もない村にどのように連絡をとるか?

という問題を出しておりました。

 

答えは「手紙の手渡し」です。

 

A市:生徒が住む地方都市

B村:実家の村

Cステーション:B村から一番近い(といっても自転車で30分かかる)バスの発着場

とします。

 

まず生徒は「お金を届けてほしい」という旨の手紙を書き、

A市のバス発着場にもっていきます。

Cステーションに向かうバス(実はトラックの荷台)の運転手、もしくは乗客に

「B村の○○(お父さんの名前)に手紙を届けてほしい」と頼みます。

受け取った人は、Cステーションまでその手紙を運び、

B村の人、もしくはB村に向かう人を見つけその手紙を渡します。

最後に、手紙を受けとった人がB村の○○さん宅まで手紙を届けます。

これで生徒のお父さんさんが手紙を受け取り、

A市にいる娘の経済状況を知ることとなります。

 

私たちのように

発達した情報伝達のシステムの中で生きている者には

想像もつかない方法です。

知り合いではない人も含めた、

相互の信頼を基礎とした情報伝達方法に感心するばかりです。

 

無責任な言いっぱなしを世界中にばらまくことができるツールにより、

様々な問題がおきる社会に生きる私たちには

ちょっと視野をずらして世の中を見つめることが必要だ、

台風の中、そんなことを考えていました。

台風一過~情報伝達について考える①~

2学期が始まって2週間、久々のブログです。

 

昨日は台風のため休校でした。

本宮は雨、風ともそれほど強くなく、校舎等に被害はありませんでした。

生徒のみなさん、職員についても現在のところ被害の報告はありません。

そして、今日は台風一過の青空が広がっています。

暑くなりそうです。

 

さて、台風により学校が休校になるかどうかについては

「ホームページとメールで知らせる」

と9月6日(金)に生徒の皆さんにお知らせしていました。

ところが!!

9月8日(日)のお昼ごろから、

本校を含む県立高校が利用しているシステムがダウン、

すべての学校がホームページへのアクセスできなくなってしまったのです!!

いちばん必要な時なのに!!

 

本校では、メール等により

なんとかみなさんに休校をお知らせすることができましたが、

焦りました(汗)

みなさんにも心配をおかけしました。

 

今回のことは、現代の情報伝達の脆弱性を実感する出来事でした。

一つのエラー(原因はまだ不明)で

非常に多くの人にとって必要な情報が伝わらなくなってしまうこと、

これは大きな問題です。

しかし、今回のようにそれが絶対におこらないとは言えないので、

準備しておくことが必要です。

 

39メールにまだ登録をしていない生徒のみなさん、保護者の皆様、

登録にご協力をお願いします。

 

20年ほど前、アフリカのガーナ共和国の首都から遠く離れた地方に住んで、

やはり学校の教員をしていました。

学校の寮に住んでいたひとりの生徒が

「お金が足りないので、お父さんに連絡し持ってきてもらう」

と言っていました。

彼女の実家は、学校からバス(実はトラックの荷台)に乗って約1時間、

そこから先は車が走れる道がないため

草原を自転車で30分ほど走った村にあり、

電話はもちろん、電気も通っていませんでした。

郵便局もないので、郵便も無理です。

当時のガーナで携帯電話が使えたのはごくごく限られた地域で、

彼女の実家の村はもちろん、

私が住んでいた地方都市でも使うことはできませんでした。

 

さて、問題です。

どうやってお父さんに連絡を取るのでしょうか?

答えは次回です。