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2020年6月の記事一覧

化学実験を参観して

本日の、1校時に化学室で行われた、2学年の化学実験「成分元素の検出・炎色反応」を参観しました。
実験の最後には、とても綺麗な色の炎色反応が見られ、成分元素の同定をすることができました。
画像に撮りましたので、掲載させていただきます。
Li,K,Sr,Ba,Cuの5種類ですが、どれがどの元素か、皆さんはお分かりになりますか。

化学_炎色反応

地震による避難訓練を終えて

昨日は、地震を想定した避難訓練を実施しました。地震発生直後の教室で机の下に退避し、その後、校庭の避難場所までの避難経路の確認を兼ねて、実際に避難をしました。話をしながら避難する姿も少し見受けられましたので、いざというときに役立つ訓練とするためにも、是非、リアリティーを自分自身が想定して、緊張感をもって取り組んでほしいと思います。校庭に避難した全校生徒に、次のような内容の話をしましたので、掲載します。

『避難訓練の機会に、防災ということについて、少しだけお話しをしたいと思います。皆さんにとって、一番大切なものは何でしょうか?
携帯電話、お金の入った財布、・・いろいろと想像する人がいるでしょうが、皆さんだけでは無く、すべての人にとって一番大切なのは、命です。この命を様々な、災害から守るのが防災という事になります。
災害は、いろいろとありますが、皆さんにとっては9年前の東日本大震災の地震や津波のことを想像する人もいるでしょうし、昨年10月の、令和元年東日本台風、台風19号といった方がわかりやすいでしょうか、それを思い出した人もいると思います。規模の大きな自然災害が被害を受ける人の数、被害をうけた建物の数も甚大であり、確かに印象には残りますが、災害はそれだけではありません。火災などもあります。ちなみに、昨年度、令和元年度に火災で命を落として人は、全国で1500人ほどになります。その大半が、住宅火災によります。つまり、自宅にいて命を落としているのです。
そこで、考えて欲しいのは、火災だけではないのですが、地震でも、火災でも、水害でも、学校のように、指示を出してくれる先生と一緒にいるときに災害に遭遇することよりも、自宅で、通学の途中で、バイト先で、それも自分一人でいるときにということがあり得ると言うことです。つまり、自分で、しっかりと考えて、判断し、行動しなければならいということだと思います。皆さんの大切な命を守るのは、自分自身だと言うことを忘れないでください。

そこで、本日のことを最後に振り返りたいと思います。地震による被害、被災を防ぐために、教室から校庭に避難してもらいました。校舎内にいるよりも、校庭の方が被害に遭うリスクを回避しやすいと言うことから、机の下にもぐって、揺れをしのいで、ゆれのおさまるタイミングで、落下物やロッカー等の転倒などの可能性の低い校庭に避難してもらいました。学校だとこういう感じで良いのでしょうが、皆さんの自宅で、一人でいるときに、大きな地震が来たら、ということを想像してください。どういう行動をとりますが、最近のマンションやアパートなどで、免震の建物だと、落下物の危険を考えれば、その場にいることが最もリスクが低いかもしれません。また、今日は地震だけの想定でしたが、海沿いや、大きなダムなどの下流近くの場所であれば、津波やダムの決壊などのことも想定した避難が必要です。地震が引き金となって、火災が起こることもあります。どのようなリスクに対して、どう回避するのがよいのか、これからは、しっかりと自分の頭で、想像力を働かせながらこういった訓練に臨んで欲しいと思います。』

新規高等学校卒業予定者の就職機会確保の陳情

本日は、タイトルの件について福島市のコラッセに、高等学校長協会就職指導対策委員として、他の委員の校長先生、会長や県北支部長の校長先生、県高等学校PTA連合会の黒森会長さんと行ってきました。福島商工会議所連合会、福島県商工会連合会、福島県中小企業団体中央会のそれぞれにお邪魔して陳情書をお渡しさせていただきました。本校の3年生にも多くの就職希望者がいますが、それぞれの夢の実現に寄与できればと願っています。

登校時間の通常化、他

昨日の6月9日(火)より、登校時間が通常の午前8時35分と戻りました。朝の読書活動もスタートするなど、学校の普段の活動にようやく入った感じがしています。部活動は8日(月)から再開されましたので、朝から放課後までの学校教育活動がフルで動いていることになっています。授業の様子を参観して私自身感じていたり、先生方の話などからも聞かれますが、長い自宅での生活から脱却でき無い様子が少し見られるようです。体力が落ちていたり、学校生活のリズムに乗りきれていなかったり、体調がいまひとつの生徒もいるようです。早く、学校生活のリズムを取り戻して、進路実現に向けて、各自の取り組むべき事に集中してもらいたいと思います。本日と明日は、交通安全街頭指導を行っています。暑い日も続くようですが、登下校の交通安全にも留意し、被害、加害ともゼロでありたいと願っています。

授業の再開にあたって

本日、6月1日より、6校時の授業が再開となりました。まだ、時間差通学の短縮授業であったり、部活動が中止のままであるなど、完全な状態での学校生活を行うにはもう少し時間がかかりますが、お昼のパン販売が再開したり、日常を感じさせられる場面も多く見られました。本日の朝のSHR時に、全校生徒に向けて以下の内容の話を放送で行いましたので、その内容を下に掲載しておきます。

『全校生徒の皆さん、おはようございます。先々週の登校日から、出席番号の奇数番号と偶数番号に分かれて、分散登校などは始まっていましたが、いよいよ本日より、全校生徒がそろって、授業などの再開となります。まずは、臨時休業の期間中、無事に過ごすことができ、皆さん全員での教育活動を再開することができるのは、何よりだと思います。

福島県内の新型コロナウイルスへの陽性が判明した方は、5月8日に発表された81例目の方を最後にして、その後は本日まで出ていません。ただ、九州の北九州市のように、しばらく感染者の方の数0が続いていても、急に市内あちらこちらから感染者が報告され、小学校ではクラスターも発生しているようで、とても心配されるところです。皆さんも、一定の緊張感を持って予防行動をとり、登下校や学校生活送るなどをして欲しいと思います。予防行動については、先生方の指導内容をしっかりと理解した上で、自分自身のとるべき行動を、自ら考えて、自ら判断することが求められます。そのためにも、なぜそういう対応をするのか、その意味をしっかりと考えて、先生方の話を聞いて欲しいと思います。

話は変わりますが、6月、7月と、年度当初の予定から、いろいろと計画を変更することになります。中間考査の中止や、期末考査の期日の変更、1学期の終業式が7月31日になるといったことがあります。それ以外にも、いろいろとありますが、今後検討していくこともありますので、先生方からの連絡等をしっかりと聞いて、対応して欲しいと思います。

最後になりますが、今後も、いつまた臨時休校などにならないとも限りません。そう考えると、1時間、1時間の授業や、毎日の諸活動など、それぞれがとても貴重なものとなります。
いままで以上に、授業、部活動、生徒会活動など、感染防止に努めながらも、1つ1つに集中して、しっかりと取り組んでください。不自由で、大変な思いをすることもあるかもしれませんが、皆さんの今後の将来に役立つ、貴重な経験と学びになることもあると信じています。6月、7月の夏休み前の2ヶ月間、まずは頑張りましょう。』

6校時の総合実践室(南)の様子