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女子ソフトテニス部  インターハイ県北地区大会

5月15日(土)~17日(月)にインターハイの県北地区大会が行われました。

〇個人戦

 渡辺(1年)・菅野(2年)ベスト12 県大会出場

 安藤(2年)・矢吹(3年)ベスト16 県大会代表決定戦で敗退

 武田(2年)・松本(1年)ベスト32

 渡邉(1年)・高橋(1年)ベスト32

 

〇団体戦 第5位 県大会出場

 

 

 インターハイ予選は、3年生にとって一番大きな意味をもつ大会です。この大会に臨むにあたって、全員が本当に努力し、3位以内を目標にした大会でした。しかし、自分たちが努力してきたことが、プレッシャーとなり思うように戦うことができませんでした。大会終了後、生徒たちは喜びの涙ではなく、悔し涙があふれていました。これも、勝負の厳しさです。ただ、これで大会が終わるわけではありません。苦しい中でも、戦い抜いた結果、県大会出場はどうにか決めることができました。この地区大会での悔しさを、県大会で晴らすことを決めた生徒たちのテニスノートです。

<松本のノート(1年)>

 今回の大会では、技術面より自分の心の気持ちのほうが反省が多かったです。試合前は絶対に勝って先輩方を笑顔にさせたい。勝って次へのバトンをつなぎたい。など思うけれど、試合に入ると、不安や緊張してしまうことがほとんどでした。先輩たちが泣いている姿や悲しんでいる姿を見ると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。もっとチームのことを思って試合をすれば、勝てる試合がたくさんあったし、3位以内にも入れていたと思います。

この悔しい気持ちが嘘だったかのように、県大会ではメンタルを強く持ち、

チームのためだと思って試合に挑みます。

<安藤のノート(2年)>

 団体戦は、1試合目から自分のことばかり考えて、周りが見えず、チームに迷惑をかけたと思う。頑張ってくださいと言われるのに、申し訳ないと思った。ひらりちゃんは個人も団体も一度も出られなくて、一番悔しいはずなのに、頑張ってサポートしてくれたのに、チームのことを考えることができていなかった。表彰式をじっと見ていろと先生に言われて見ていた。そこに自分達も立てたんじゃないかと思った。それを見てもっと悔しくなった。終わったことだからと思ってもずっと考えてしまう。

これからの練習では、今回の大会ではっきりと分かった自分の苦手なところ、

弱いところに少しでも自信が持てるようにしていきたい。

<矢吹のノート(3年・部長)>

 3日間の地区大会を終えて、まず悔しいです。あれだけ毎日一生懸命練習して、それでも本番になるとできなくなる自分の弱い心が恥ずかしいです。私はキャプテンなのに、みんなを勝利に導いてあげることができなかったのが、申し訳ないです。後輩は「先輩の最後の大会」という意識をもって戦ってくれたそうです。私からしても「後輩との最後の大会」でした。後輩が、たった1人の3年生の私に何かしてくれてるように、私ももっともっと後輩に感謝をプレーで表さなければいけなかったと思います。県大会はギリギリです。もちろん相手は強いと思います。全員で怖がらずにぶつかりにいけるように練習します。

みんながもっと前を向けるように、声を出せるように、私ももっと部の先頭に立って、

みんなを引っ張っていこうと思います。

 

6月6日(日)から会津で県大会が行われます。3年生と一緒にテニスができるのももうすぐ終わりです。1秒でも長くこのメンバーで、このチームが戦ってくれることを願っています。県大会での成長を期待しています。

 

人生において大きな喜びは周りが「あなた達にはできない」と思ったことを、やってのけること。