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女子ソフトテニス部 インターハイ地区予選

〇団体戦 第2位 県大会出場

 団体戦は、悔しくも第2位でした。最終戦は、福島西と本宮の対決となりました。お互いに全勝同士で迎えた最終戦で、勝ったほうが優勝という事実上の決勝戦でした。この学年には、1年生の時から「地区優勝を狙えるよ」と話をしてきました。しかし、生徒達は自分に対して自信がなく、その言葉を最初は信じていなかったと思います。しかし、日々の練習や大会を重ねていくことで、本気で優勝を目指すチームと成長してくれました。

 今思えば、去年の3年生が抜け、新チームでスタートした新人戦では、自分たちの心の未熟さゆえの敗戦で、地区4位からのスタートでした。次のインドアの大会では、苦しみながらもなんとか第2位として、県大会の切符を手にしました。そして迎えた今大会では、本当に大きく成長した姿で試合をしてくれました。結果は2位でしたが、技術よりもしっかりと心で戦う姿が見ることができました。

 最終戦前に私が話した言葉を載せます。

「君たちが入学してから”優勝を狙えるよ”と先生が話をしても君たちは最初は信じていなかったよね。でも今はどうだい?本気で優勝を狙うチームとなったでしょ。負けて悔しい思いをして、そこから努力をしてここまで本気になれた。そして、ようやくこの舞台まで来ることができたね。全勝同士の決勝戦です。まず、この舞台に立つことができたことを誇りに思おう。それは、ずっと地区を引っ張ってくれた福島西の存在があったから、ここまでみんなは頑張ることができた。”福島西を倒すぞ。”そう思って毎日努力をしてきたね。みんながここまでこれたのは、福島西の存在があったからこそです。だからこそ、福島西に尊敬と感謝の気持ちをもって試合をしよう。ここまで自分たちを育ててくれた、福島西を倒すことでその恩を返そう。」

 こんな話をしました。生徒たちはしっかりとした気持ちを持ってコートに立ちました。試合にでれない子も一生懸命に心から応援をしました。そんな本宮の気持ちにこたえるように、福島西の生徒たちは本当に素晴らしい試合をしてくれました。完敗でした。生徒たちはみんな泣いていました。一生懸命努力したけど届かなかった。それが本当に悔しくて、流れた涙でした。本当に努力したものにしか流せないきれいな涙でした。ここまで来たうちの生徒達をほめたいと思います。

3年 部長 渡辺のノート

 いつもは外で見ていた景色に自分達が立ってプレーをして、やっとここまで来たんだと実感した。後から振り返ってみると、福島西は認めたくないけれど、1歩2歩3歩上だった。

 目標を達成できなかった。目標が達成できなくて本当に悔しいけど、次の目標の「県ベスト8」を目指して頑張る。頑張るしかない。欲を言えばみんなで東北大会に行きたい。

 負けない1番手であれ、チームを盛り上げろ

 本宮高校でしかできないことを出し切れ

 少しでも多くみんなとコートに立つ

 落ち込んでいるひまはない

 

3年 松本のノート

 これで福島西と全勝対決ができると、嬉しくなった。自分達より1、2個上だと知っているからこそ気持ちで勝負した。それまでの試合はミスすると落ち込む自分だったけど、この時はミスしても次のポイントを考えていたと思う。

 優勝をかけた試合。負けた。目標としていた優勝には届かなかった。悔しかった。技術が足りていなかった。県大会までにアジャストして、もう一つの目標である県ベスト8を達成して、ベスト4を達成したい!

 

〇個人戦 4ペア 県大会出場

ベスト8   石井(3年・富田中出身)・薄(2年・二本松三中出身)ペア

       内藤(2年・安達中出身)・常泉(2年・小浜中出身)ペア

ベスト12  渡辺(3年・大玉中出身)・高橋(3年・二本松二中出身)ペア

       渡邊(3年・大玉中出身)・松本(3年・大玉中出身)ペア

 

 <努力したものにしかわからない世界がある。>