教務部

あだたら通信218

9月8日(火)

東進ハイスクール・東進衛生予備校や四谷大塚を運営する株式会社ナガセは2020年6月に実施した「全国統一高校生テスト」を受験した高校生に対して学習状況や課題への向き合い方、将来の夢・目標についてのアンケートを実施しました。

その結果によると成績上位者の特徴は「勉強を楽しむ」、「計画を立てる」、「優先づけをする」ということだそうです。ナガセ調査報告20200908.pdf

当然の結果といえばそれまでですが、この中に何かヒントが隠れていそうです。

 

アンケート結果によると最も成績上位のグループは「とても楽しく、どんどん学びたい(9.6%)」、「楽しいが、苦痛なときもある(62.0%)」となり、2つを合わせると7割以上で最大となっています。

楽しければ更に知りたいと思うでしょうし、多少辛くても乗り越えられるということです。

また、解かるから楽しい、出来るから楽しいということでもあるのでしょう。

 

これはスポーツやゲーム等においても同じことがいえます。

上手くできないと楽しくないし、上手くできると楽しく感じます。

そして壁に当たった時でも、多少の苦痛には耐えられます。

その苦痛を乗り越えたときに、上達したという達成感を味わうことが出来るからです。

または新たな楽しみを発見できるからかもしれません。

それが上手くいかないから苦労しているという人もいるかもしれません。

そこで、「計画を立てる」「優先づけをする」ということがヒントになりそうです。

 

計画を立てることは誰でもよく行うことです。

生徒のみなさんもテスト前に行っているのではないでしょうか。

でもなかなか計画通りには進まないものです。

上手く結果を出せない人はやめてしまいます。

 

上手く結果を出すためには、計画を修正し、やるべき学習量をやりきる必要があります。

しかし、そこには有限である「時間」という壁が立ちふさがります。

そこで「優先づけをする」ことが必要になります。

 

上手くいかない人は、全体を通してどこが重要なのかを考えず、ただ漠然と時間をかけている傾向があります。

何が重要なのか、本質は何なのかを考えながら授業を受けたり、家庭で学習するとよいでしょう。

普段から友達同士で授業のポイントについて意見交換をするのもおすすめです。

もしポイントを掴めなかったら、その都度先生に質問するとよいでしょう。

 

私達教員は生徒のみなさんの興味を惹くような授業を提供できるように努力します。

生徒のみなさんも学びを楽しめるように工夫してみてください。

本宮高校全体が学びに対し、ポジティブな雰囲気をつくっていきましょう。

 

◆今週の予定◆ 

9月  9日(水) 第3回PTA実行委員会 

   11日(金) 本宮高校説明会、2学年臨時保護者会

   12日(土) 実力診断テスト・看護医療系模試(2・3年)

   13日(日) 本宮杯(女子バレーボール大会)

 

(8日朝の安達太良山)