2020年1月の記事一覧
本宮高校百景その五~雪のヒマラヤスギ~
今朝は雪でした。
雪がふると風景は一変します。
昇降口近く、三階建ての校舎より高く伸びている木は
ヒマラヤスギです。
雪に覆われたヒマラヤスギは
おとぎ話に出てくるような雰囲気ですね。
ヒマラヤスギの学名(世界共通の名称)はCedrus deodara、
deodaraはディーアダーと発音し、
サンスクリット語(インドなどで用いられた古代語)で
「聖なる木」という意味を持つそうです。
また、インドの伝統的医学では病気を治す力がある
とされているとのこと、
なんだが神秘的な木です。
ヒマラヤスギは実は「マツ」の仲間で、
その証拠に樹齢30年以上の木には
大きな松ぼっくりができます。
地面にはその一部がとれたものが落ちていることが多く、
「シダーローズ」とよばれ
バラの花のような形をしています。
昇降口付近に何本かある
ヒマラヤスギの下を探しましたが、
シダーローズはそれほどたくさん落ちているわけではなく、
また、湿っていると笠が閉じているので、
雪が降る今日はバラのようにはみえません。
生徒のみなさんも探してみてください。
↓湿って笠が閉じているシダーローズ
いつも見ている景色も
少し深掘りしてみると違う景色となり、
新鮮で心に響くものとなります。
多様なものの見方ができることは
人生を豊かにしてくれるのかもしれません。
そんな雪の降る朝も
生徒会役員によるあいさつ運動は行われていました。
寒い中お疲れ様です。
参考
東邦大学 薬用植物園 https://www.lab2.toho-u.ac.jp/phar/yakusou/herb/himarayasugi.html
英辞郎 on the web https://eow.alc.co.jp/search?q=deodar
あけましておめでとうございます
令和2年が始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和元年は変化の激しい年でしたが、
令和2年はこの変化を
成果として形にしていく年だと思っております。
これまでの変化とは
右肩上がりに何かを増やしていく変化でしたが、
現在の変化は少子化や働き方改革推進という
これまでとは異なる環境の中での変化となります。
本宮高校がこれまで以上に
生徒の皆さんの成長に資する教育を充実させ、
皆さん自身の人生と社会の未来づくりに貢献できる学校と
発展できるよう全力を尽くしてまいります。
そして、変化への対応には生徒の皆さん、
保護者の皆様のご協力も不可欠です。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末バドミントン部員の皆さんが
体育館周辺のマット下のお掃除をしてくれました。
通常は見えないところですがマットの下は結構汚れていました。
本宮高校のすばらしい学校生活環境は
生徒の皆さんの自主的な活動によって支えられていると
改めて感じました。
こんな生徒の皆さんのよさを伸ばせるよう
令和2年も様々なことに挑戦していきましょう。
そして、令和2年が世界のすべての人にとって
幸せな一年となりますように。
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