教務部

生徒・保護者の皆様へ

あだたら通信226

 

9月18日(金)中間考査時間割発表【あと11日】

 

本日、中間考査の時間割が発表になります。

試験まで11日ありますが、明日から4連休になります。

生徒のみなさんが計画的に学習できるように、時間割の発表を前倒ししました。

2学期の中間考査は9月29日(火)~10月1日(木)の3日間です。

保護者の皆様も家庭での学習環境を整えていただけたけますようお願いいたします。

 

さて、生徒のみなさんは明日からの4日間はどのように過ごす計画ですか?

 

 

3年生のみなさんは、自分の進路活動において、ライバルに差をつけるチャンスかもしれません。

目的意識を持ち、時間を有効に使いましょう。

 

1、2年生のみなさんは、4日間全てを勉強に充てるのはちょっと難しいですかね?

部活動や地域での活動の予定もあることでしょう。

試験勉強をしつつ、普段なかなか出来ない「体験」活動も大切にして下さい。

 

自分の目標達成のためには、日々の生活の中にその活動を落とし込んでいくことが大切です。

いわゆる「ルーティン化」です。

 「寝る前に本を読む」

 「風呂上がりに柔軟体操をする」

 「食事後は歯を磨く」

継続するために、ルーティン化は有効な手段です。

 

一方で、ルーティン化された活動だけは、革新的な変化は起きづらいでしょう。

 

革新的な変化を起こすための要素の一つに「体験」があるのではないでしょうか。

特に、非日常における体験は、みなさんの学びに大きく作用します。

本で調べたりネットで検索することも大切です。

しかし、それらの活動の効果を高めるために、質の良い体験をすることも必要だと思います。

体験は何でもよいかといえば、そうではないかもしれません。

しかし、何もせず普段の生活の継続であるよりも生活に変化とアクセントをつけるという点においては有効ではないでしょうか。

 

例えば、連休中にキャンプに行く際に、マッチやライターを用いずに、摩擦熱で火を熾してみたり、普段行わない料理をしてみるということで構いません。

積極的に行動し、非日常の中で多くの体験してください。

もちろん学習も忘れないで下さいね。

ずいぶん涼しくなってきましたが、体調管理には十分注意してください。

 

◆来週の予定◆

特にありません。

9月29日(火)~10月1日(木) 中間考査

  

(18日朝の安達太良山) 

あだたら通信225

9月17日(木)

生徒のみなさんは、将来自分が就きたい「職種」について考えていますか?

職種とは〇〇自動車、〇〇商事、ファミリーレストランの〇〇ではなく、営業職、事務職、技術職など具体的な仕事の種類を指すものです。

ちなみに自動車メーカーであれば製造業、商社であれば卸売・小売業、ファミリーレストランであれば飲食業というように「業種」といいます。

それでは、どのような職種があり、その数はどのくらいあるのでしょうか。

 

職種の数は分類方法によって変わるので一概にはいえません。

また、時代の変化の中で新たな職種がどんどん生まれ、そして消えていくものもあります。

みなさんが新たな職種をつくることもあります。

一ついえることは、私達も知らないような職種も沢山あり、膨大な数があるということです。

インターネットで検索してみると一般的な職種を調べることができます。

是非、調べてみて下さい。

 

それでは沢山ある職種の中から、どのように自分が将来就く職種を決めたら良いのでしょうか。

当然、自分に適したものを選択したいですよね。

選択の方法として、現在存在する職種から選ぶことを考えるよりも、「自分に適することとは何か」ということを考えたほうが近道かもしれません。

では、どのようなものが自分に適するのでしょうか。 

 

様々な考え方がありますが、その方法の一つとして「体験」から探すという方法があります。

2学期は文化祭、スポーツ大会、遠足、インターンシップ(2年生対象)などの行事があります。

もちろん部活動や自分がで行っている地域での活動、ボランティア活動などもその一つです。

また、本宮市が行っている「まちづくりもとみや塾」に参加することなども考えられます。

インターネットで検索することも大切ですが、自ら行動することなく頭の中だけで考えようとしていても、中々自分に適する職種は見つからないでしょう。

 

体験の機会は、出来るだけ学校でも提供したいと考えてはいます。

しかし、自分らしく自分に適した職種を探そうとすると、主体的な行動も必要です。

ただ、待っているだけでなく自ら探し求めて下さい。

 

先日、「カラーバス効果」について紹介しました。

自分で意識をしていると、自然と自分の欲しい情報が入ってくるようになります。

積極的に体験のチャンスを探して下さい。

そして体験のチャンスを見つけたら、勇気を持って行動して下さい。

 

檀陵祭は生徒のみなさんにとって、多くの体験の場となります。

積極的に行動することにより、自分の適性を発見し、自分の「ミライ」を創りましょう。

 

◆今週の予定◆

9月16日(水) 内科検診(午後;1年)

   17日(木)~18日(金) 交通安全街頭指導

   18日(金) 中間考査時間割発表

  

(17日朝の安達太良山) 

あだたら通信224

9月16日(水)

今日は檀陵祭クラス企画提出締切前、最後のLHRとなります。

準備は進んでいますか?

今週は、集団における個人の役割や変化のことについて書きました。

今日は、コミュニケーションと観察についてです。

 

文化祭の準備をする際にクラスの中で役割分担を行います。

普段あまり会話をしない友人と議論や作業をすることにもなります。 

是非、コミュニケーションを積極的に行って下さい。

そしてよく観察してみてください。

今まで気づかなかったクラスメイトの長所や特技を知ることが出来るはずです。

 

クラス企画を成功させるためには、長所や特技を知るだけでなく、その力を有効に作用させる場が必要となります。

自分自身で長所や特技について理解していても、集団の中でその力を活かす場面やタイミングを掴めないこともあります。

その時に、周囲から背中を押すように全体に提案してあげると力を発揮しやすくなります。

もし自分が、周囲の友人から、そのようにしてもらえると嬉しいですよね。

周囲とのコミュニケーションの中で、自分でそれまで気づかなかった力に気付くかもしれません。

もちろん自ら積極的に行動できる雰囲気をつくることも忘れないで下さい。

 

檀陵祭を通して、仲間との絆を深め、クラスや学校全体の団結力を高めましょう!

 

◆今週の予定◆

9月16日(水) 内科検診(午後;1年)

   17日(木)~18日(金) 交通安全街頭指導

   18日(金) 中間考査時間割発表

  

(16日朝の安達太良山) 

あだたら通信223

9月15日(火)

日が短くなってきました。

午後6時を過ぎると空はもう真っ暗です。

この時期は、夏至と冬至のほぼ中間です。

当たり前といえばそれまでですが、下校時には明るい所を複数で歩くなど、安全には十分注意してください。

 

さて、日の長さのように、私たちは日頃の小さな変化には気づきにくいものです。

紅葉や木の成長、気候などの自然の変化も同様です。

身近なところでは、人間の成長も意識をしていないと、気付きにくいものです。

YouTubeにおいて、子供のころから成人になるまで、日々の写真を動画にまとめたものが世界中で「バズっている」のもうなずけます。

 

人間の日々の変化において、良い変化のことを「成長」といいます。

人は自分の成長を感じると嬉しいものです。

逆に、成長を感じることができないと、継続は困難になります。

みなさんも勉強や部活動などで、思い当たるところがあるのではないでしょうか。

 

しかし、私たちは自分の変化に気付きにくいものです。

そこで私たちは自分の変化に気付くための工夫が大事になります。

 

変化に気付くためには、自分自身について記録しておく必要があります。

日々の出来事を記録する最もポピュラーな方法の一つが日記です。

日記を書き続けることは、なかなか難しいですよね。

その時は、自分の手帳に一日一行だけ自分の気持ちやその日の出来事をメモするだけでもいいでしょう。

また、スマートフォンのアプリを活用してみるのも良いかもしれません。

大切なことは、自分に相性の良いツールを用いて、継続する工夫することです。

 

そして何より大切なことは、振り返りを定期的に行うことです。

定期的な振り返りは、自分自身の変化の気付き、行動の修正へと繋がります。

そして何より、自分自身の変化の気付きは、明日へのエネルギーの源となります。

 

もちろん変化は、良いことばかりではありません。

しかし、自分自身を客観視する機会を得られることは、必ずしも悪いことではないはずです。

学校では通知表やキャリアパスポートなどで振り返りの機会が定期的にあります。

これらの機会だけでなく日々の記録から、変化を上手くとらえ、自分自身を成長させてください。

 

◆今週の予定◆

9月16日(水) 内科検診(午後;1年)

   17日(木)~18日(金) 交通安全街頭指導

   18日(金) 中間考査時間割発表

  

(15日朝の安達太良山) 

あだたら通信222

9月14日(月)

公開文化祭『檀稜祭』まで1ヶ月余りとなりました。

生徒のみなさん、準備は進んでいますか?

クラス企画の内容が決まっていないクラスもあるかもしれませんが、みんなで協力して進めて下さい。

 

さて、生徒のみなさん、あなたのクラスでの役割は何ですか?

ホームルーム長、副ホームルーム長などのクラス役員や、行事委員、保健委員、環境整備委員などの各委員、国語係、体育係など、みなさんそれぞれの役割をイメージしたかもしれません。

しかし、ここで私が知りたいのは、クラスの中で、具体的に割り当てられていないあなたの役割です。

 

例えば、クラスの意見をまとめる役割の人、多くのアイデアを出す役割の人、情報を分析する役割の人、ムードを盛り上げる役割の人など、他にも様々な役割が考えられます。

もちろん、役割は集団のその時の状況によって変化するでしょうし、必要な役割も変化します。

 

その時、注意が必要です。

それは、全員がそれぞればらばらに、一生懸命頑張ってはいけないということです。

 「一生懸命がんばるなと言うの?」

決して、そのように言いたいのではありません。

一生懸命にがんばることは、決して悪いことではありませんが、「それぞればらばらに」がんばることはあまりよくありません。

まだ、「?」と思う人は、スポーツをイメージしてみて下さい。

 

例えば、サッカーで、全員が攻めにまわってはいけませんよね。

状況によっては、ゴールキーパーも攻めにまわることもあるかもしれません。

しかし、一般にはオフェンス、ディフェンスの役割が決まっています。

音楽でもメロディーの人もいれば、伴奏、リズム、ハーモニーなど様々な役割があります。

演劇でも主役、脇役などのスタッフだけでなく、照明、大道具、小道具などの役割があります。

これらにおいて、役割ごとに一生懸命役割を果たすことは大切です。

しかし、「それぞればらばらに」頑張っては上手くいきません。

 

作戦、楽譜、台本などを全体で共通の方針に則り、それぞれの役割を果たしていく必要があります。

しかし、その「役割」はその時々、瞬間で変化します。

サッカーでフォワードの人でもディフェンスを行いますし、ディフェンスの人もオフェンスを行います。

メロディー楽器の人が伴奏にまわったり、ハーモニー担当の人がメロディーを演奏したりします。

主役の人が場面によっては脇役に回ることもあるわけです。

 

クラスでの役割も同じです。

状況によって、必要な役割が変化し、その役割の中で懸命に役割を果たします。

その役割が上手く機能すると、チームでのパフォーマンスは上がるでしょう。

 

「部分の総和は全体とは異なる」

 

部分の総和は全体以上にもなれば、それ以下にもなります。

部分の総和を全体以上にするためには、全体での想いを共有する必要があります。

クラス全体で想いを共有できれば、おのずと自分の役割も見つかり、行動できるでしょう。

この力は総合的な探究の時間や総合的な学習の時間などでも活用できそうです。

全体での想いを共有し、素敵な文化祭を創りましょう!

  

◆今週の予定◆

9月16日(水) 内科検診(午後;1年)

   17日(木)~18日(金) 交通安全街頭指導

   18日(金) 中間考査時間割発表

  

(14日朝の安達太良山)