教務部

生徒・保護者の皆様へ

あだたら通信192

7月10日(金)

私は家の庭でミニトマトを育てています。

(なぜ始めたのかは、またいずれお話ししたいと思います。 )

土いじりがあまり好きでない私ですが、トマトの実が成長していくことにワクワクしています。

 

先日、トマトの誘因作業をしていたら、まだ成長途中のトマトの実を落としてしまいました。

熟していないばかりか赤くすらなっていません。

おいしくはないだろうとは思いましたが、興味本位で食べてみました。

甘味が無いどころか、渋みが強く、しばらくの間、口の中に不快な味が残っていました。

 

「緑色の硬いトマトはおいしくない」

当たり前のことを確認しました。

そこで私は、残りのトマトは完全に熟してから食べようと思い、日々観察していました。

徐々に赤くなっていくトマトを見ながら、いつ食べようかと最適な収穫時期を探っていました。

 

すると、・・・

鳥たちに先に食べられてしまいました。

ただ割れている実は、おそらく水分のとりすぎでしょうが、その他は明らかに鳥たちです。

鳥たちも青く苦みの強いトマトは食べませんが、熟した甘いトマトは好きなのですね。

残念でしたが、仕方ありません。

次の日に、鳥対策として防鳥ネットを張りました。

 

収穫の「タイミング」を見極めるのは難しいのですね。

鳥たちは流石です。

食べて美味しい最適の「タイミング」を知っているのです。

 

鳥たちは普段から自分で餌を探し、食べることで生きています。

命を懸けて食べ物を探し、食べているとも言えます。

 

命を懸けて必死で食べ物を探している鳥たちと、興味本位で栽培している私とでは経験と覚悟に大きな差があります。

私が最適な収穫なタイミングを見極めるには、まだ少し時間が掛かりそうです。

今後は様々なタイミングで食べてみることにしたいと思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、何事においても「タイミング」を捉えることは難しいものです。

スポーツで何かを仕掛けるタイミング、トランプやゲームの勝負のタイミングも同様です。

私達の人生においても何かを選択し、決定する「タイミング」は難しいものです。

 

就職希望の3年生のみなさんは来週の火曜日に企業見学の申込みを提出してもらうことになっています。

決定する「タイミング」です。

最適の「タイミング」ばかり考えていると、私のトマトの様に鳥たちに食べられてしまいます。

 

鳥たちのように必死に情報を収集し、考え、勇気を持って決定してください。

 

◆週末の予定◆

7月11日(土) 3年生模擬試験(公務員・看護医療系)

   12日(日) 全商ビジネスコミュニケーション 

◆来週の予定◆

7月14日(火) 40分授業

   15日(水) ⑤⑥進路ガイダンス(3年)

   16日(木) 歯科検診(3年;9:00~)

   17日(金) ⑥情報モラル講座(1・2年)

      授業の順番①②⑤⑥③④

    

(10日朝の安達太良山) 

あだたら通信191

7月9日(木)

 3年歯科検診(3組、4組)

⑤⑥2年思春期保健講話

1年保護者会補会

昨日、1年生は総合的な探究の時間(ML)で自動販売機をテーマに学習しました。

先週までに、こちらからの「問い」に対し、「答え」を考えてもらいました。

調べればわかるものから、調べてもなかなかわからないものまで、インターネットを用いて考えてもらいました。

 

そして昨日は自動販売機に対して、疑問に思うことを書きだし、自分たちのテーマを決めました。

テーマを決めるということは、問いを立てることです。

生徒のみなさんは、問いに答えることには慣れていますが、問いを立てることには慣れていないようです。

ある意味において「問い」を立てることは「答え」よりも難しいものです。

 

さて、現在3年生のみなさんは進路活動に取り組んでいます。

進路活動とは自分の問題意識、つまり「問い」に対して解決する方法を決めることです。

「問い」が無いと難しい活動でもあります。

 

自らの「問い」を深めたり、解決する手段を獲得するために進学し、仕事をとおして具体的に解決します。

自らの「問い」に対し、高校卒業と同時に、仕事を通して解決しようとしている人たちも多くいます。

 

繰り返しになりますが、進路活動とは自分の問題意識、つまり「問い」に対して解決する方法を決めることです。

簡単なことではありません。

しかし、生徒のみなさんの長い人生において「問い」を立てる力は非常に重要です。

もちろん「問い」を解決する力も必要です。

「問い」が魅力的であればあるほど、解決へのモチベーションも上がるものです。

 

普段から日常生活の中において、疑問を持つことを心掛け、良い「問い」を立てる力を身につけましょう。

毎日の授業においても意識するとよい学習ができると思います。

 

3年生のみなさんの進路活動は自ら「問い」を立て「答え」を導くことの繰り返しになります。

つまり「自問自答」を繰り返すことになるわけです。

しっかりと自分自身と向き合い、進路活動を進めて下さい。

 

◆今週の予定◆

7月6日(月) 50分授業開始

   7日(火) 尿検査2回目

   8日(水) 3年内科検診(3組、4組)

   9日(木) 3年歯科検診(3組、4組)

       ⑤⑥2年思春期保健講話

       1年保護者会補会

 10日(金) 漢字検定試験

      学校評議員会 

    

(9日朝の安達太良山) 
 

奨学給付金について

全学年保護者様

 

奨学給付金について

 

「奨学給付金のご案内」を、3学年はお子様を通じて、1、2学年は保護者会にて、お配りしました。以下、補足説明いたします。不明な点はお電話ください。

 

1 (対象者は?)対象は「非課税世帯」「生活保護受給世帯」「課税世帯であるが今年1月以降に家計が急変し非課税世帯相当と認められる世帯」のいずれかです。就学支援金とは別の制度です。

 

2 (申請書は?)申請書は2種類あり、担任又は事務室にてお渡ししています。「家計急変」の申請をする方は、担任又は事務室へ「家計急変の申請書」とお申し出ください。なお、家計急変の場合は「家計急変の事由」や「事由発生後の年間収入見込額」等の記入や、必要な添付書類がありますので、参考までにその記入例のみを掲載します。

様式第2号(奨学給付金申込に係る家計急変状況報告書)(記入例).pdf 

3 (なぜ課税証明書が必要?)就学支援金の認定基準が変更となったため、昨年度と違って学校では非課税世帯を把握しておりません。ご自分で確認していただき、課税証明書等を添付の上、申請願います。

 

4 (非課税かどうかは?)住民税の決定通知書がお手元にある方は、その所得割額の欄で非課税かどうかを確認できます。この住民税の通知書を課税証明書等として添付していただいても結構です。

 

5 (提出期限は?)学校への提出期限は7月17日(金)としましたが、県庁への提出は、7月末まで、8月末まで、9月末までと3回予定されていますので、申請書類がそろい次第、事務室へ提出願います。

 

(問い合わせ先 事務室 電話0243-33-2120)

 

あだたら通信190

7月8日(水)

みなさんはこれまで受けてきた授業の中で、最も印象に残っているのはどのような内容ですか? 

 

私の記憶の多くは、先生方の雑談です。

もちろん、教科の内容も覚えています。

しかし、印象に残っているものの多くは雑談なんです。

 

国語の先生はジャイアンツの大ファンで、授業時間の半分はジャイアンツの話だった気がするくらいです。

英語の先生はウエイトリフティングが趣味で、時々腰を痛め、コルセットを巻きながらウエイトリフティングについて熱く語っていました。

理科の先生はオリエンテーリングの日本代表選手でオリエンテーリング魅力について語っていました。

 

これらの雑談が印象に残っているのはなぜなのでしょうか。

私は単純に面白く興味深かったからだと思います。

(私が教科の内容に興味を持っていなかったということも否定できませんが・・・)

では、なぜ面白かったのでしょうか。

 

おそらくその先生方が心から好きなことであったり、興味を持っていることだったからではないでしょうか。

自分が本当に好きで興味のある話は人に伝わり、印象に残りやすいものです。

逆に、専門の内容であっても一生懸命語られた話は、意外と印象に残らないこともあります。

 

自分が興味のあることは、積極的に調べ、議論し、具体的に行動します。

課題意識を持っているといっても良いかもしれません。

 

本日は水曜日です。

1、2年生は総合的な探究の時間、通称「ミライ・ラボ(ML)」がある日です。

MLの時間を有効に活用し、これからの時代を生き抜くために、自ら課題を立て、情報を収集し、整理分析して表現する力を身につけましょう。 

 

そのためにも普段から世の中の課題意識を持つ習慣をつけて下さい。

必ず将来の進路活動にも役に立つはずです。 

 

◆今週の予定◆

7月6日(月) 50分授業開始

   7日(火) 尿検査2回目

   8日(水) 3年内科検診(3組、4組)

   9日(木) 3年歯科検診(1組、2組)

       ⑤⑥2年思春期保健講話

       1年保護者会補会

 10日(金) 漢字検定試験

      学校評議員会 

   

(8日朝の安達太良山) 

生徒の自動車による送迎について

最近、本校の送迎の自動車が正門前の県道の路上に

駐停車して危険な状態が多く見られます。

生徒、地域の交通安全のために、適切な広い場所での

乗降にご協力ください。

                 生徒指導部