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サッカー部 対郡山高校戦

2020年10月12日 15時33分

 第99回全国高校サッカー選手権大会3回戦が広野町サッカー場で行われた。3回戦の相手が強豪郡山高校。雨が降りしきる中試合が行われた。

   スターティングメンバー

 本宮高校 GK村山(日和田中)

      DF 木村(郡山7中)渡邉琳(白沢中)田代(喜多方1中)菅野(松陵中)

      MF 日那田(大槻中)安齋(飯野中)渡辺良(本宮2中)橋本(エスペラード郡山)

      FW 渡邉陽(あだちJFC) 渡部空(エスペラード郡山)

 交代   日那田(大槻中)→石川(明健中)

 序盤、郡山高校が猛攻を仕掛けてくる。ゲームを支配し幾度となくチャンスを作る。本校の⑧渡辺良⑨安齋の粘り強い守備とガッツで何とか相手のチャンスを摘み取る。

 しかし、後半30過ぎコーナーキックの跳ね返りを拾われて二次攻撃を受ける。そしてサイドからクロスボールをあげられ失点する。そしてそのまま郡山高校ペースで前半が終了する。

 ハーフタイムでベンチに戻ってきた選手たちの表情はよかった。「後半絶対いける。郡山高校と戦える!」という自信に満ち溢れていた。

 そして後半。本校が猛攻を仕掛ける。守備からの攻撃で高い位置からボールを奪えるようになり徐々にチャンスを作れるようになってくる。そして徐々に運動量が相手よりも勝る。奪ったボールをサイドへ展開し⑦橋本の鋭いクロスボールから再三チャンスを作れるようになる。しかし、最後のフィニッシュの精度が悪く得点まで至らない。

 後半の25分過ぎにコーナーキックを得る。残り15分少し焦りが出てきた時間帯でもあった。6番木村のインスイングのキックがファーサイドに流れる。そこに4番田代のヘディングシュートが見事に決まる。1対1の同点になる。

 残り15分で追いつき会場がどよめく。選手たちの心の中にも「もしかして」という考えがうまれた。その後、10番渡邉陽の抜け出しからGKと1対1になる。GKを交わしたが1タッチが長くゴールキックに。その後右からのクロスボールに25番渡部空が合わせるがバーの上とそれる。23番石川のロングスローからチャンスもうまれるが相手にはねかえされてしまう。流れがこちらに傾きかけていた。

 しかし相手にファールを与えてしまう。そして相手のエース10番のフリーキックにより再度逆転されてしまう。その後も再三守備から攻撃を仕掛けるがフィニッシュまではいかず、追加点を許し1-3で敗戦する。

 選手たちは本当によくやってくれました。すごい粘り強さでした。そして3年生の3人には本当にお疲れさまでしたといいたい。選手たちの頑張りには、希望と勇気を私たちに与えてくれました。唯一3回戦で県リーグ1部相手に得点を奪った学校にもなりました。本当に好ゲームを展開できました。

 今日は同窓会長の遠藤様をはじめ多くの同窓生や保護者、OBに温かいご声援を頂きました。本当にありがとうございました。選手たちはこの1日を一生忘れることはないと思います。そのような環境を作っていただいた関係者様には本当に感謝申し上げます。これからも本宮高校サッカー部をよろしくお願いします。