女子ソフトテニス部 新人戦県大会
2022年12月6日 14時50分令和4年度福島県高等学校新人体育大会ソフトテニスが10月29日より会津若松市で行われました。
団体戦 県大会 ベスト8
県北地区大会を4位という不本意な成績で抜け、県大会での雪辱を決意し臨んだ大会でした。
女子ソフトテニス部は、県北地区優勝、県大会ベスト8が目標でした。
地区大会を上位で抜けることができなく、各地区の上位校と苦しい試合が続きました。
1回戦 本宮 ③-0 相馬総合
2回戦 本宮 ②-1 会津
準々決勝 本宮 0-② 磐城第一(第2シード)
特に、2回戦の会津高校では、本当に苦しい試合でした。1試合目は、うちのエースが相手のエースと当たり、ファイナルで落としてからの試合がスタートでした。しかし、2試合目は、2年生・1年生ペアが頑張りました。プレッシャーがかかる中で、しっかりと戦い3番へとバトンをいい形でつないでくれました。そして、3番勝負。今までは詰めの甘さから、なかなか3番勝負に勝てていないペアでしたが、今回は違いました。やることをしっかりと決め、攻めの姿勢を崩さずに、戦い抜いてくれました。
そんな3番勝負を勝った、渡邉のノートとエース渡辺のノートを載せます。
2年 渡邉のノート
1番手が負けてしまって、2番手と3番手が絶対に勝たないといけない状況で、レシーブで相手のバックを狙い、中ロブで相手を走らせるボールを使うことができた。今回の試合は、ペアでやることを決めて攻めれた。2番手と3番手で試合に勝ってベスト8になれてうれしかった。絶対に負けない2番手になる。
団体戦では、2番、3番で勝てた試合があったけど、もっと強い相手になったときに、1番が負けても安心して任せられうようなペアになりたい。目標にしていたベスト8になれたけど、もう少し上を目指せると思った。
2年 エース 渡辺のノート
今日は本当に調子が上がらなかった。ファーストは入らない、ボールは走らない、本当に苦しかった。1番手として、部長として負けてはいけないプレッシャーがあった。プレーがうまくいかず苦しかった。正直逃げ出したい気持ちがあった。でもまた逃げ出して負けたくなくて、声を出してプレーした。それでも調子は上がらなかった。ベスト8をかけた試合、自分は負けた。それが悔しくて悔しくてしかたなかった。応援することしかできなかった。2番と3番に勝たせてもらった。それが本当に情けなくてしかたなかった。自分はまだまだ努力が足りていない、実力不足だと感じた。目標であるベスト8は達成できた。自分はもう一度基礎からやり直して、地道にこつこつ努力をしてインドやインターハイでは、この悔しい思いをぶつけて、さらに上の目標を目指して頑張る。
対照的な2人のノートです。2人は同じ中学校出身です。今後この2人が切磋琢磨しながら更なる飛躍をしてほしいと思います。目標を達成することができた部員達には、更なる高みを目指してしっかりと努力をしていってほしいと思います。
~たとえ目標がどんなに遠くても どんなに自分の一歩が小さくても 立ち止まりさえしなければ きっといつかは届く~
ベイビーステップ 丸尾栄一郎