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投書のすすめ

2020年1月27日 19時36分

廊下を歩くと、

小さな新聞記事が切り抜かれたものが貼られています。

 

3年1、2組の生徒が国語の授業で書いた意見が

投書として新聞に掲載されたものです。

これまで19人の意見が新聞各紙に掲載されています。

 

タイトルの一部を紹介すると

「小さな幸せで日々を豊かに」

「数学は『過程』が将来役立つ」

「漫画を読書の範囲に入れて」

「いじめの撲滅には事後のケア必要」等々、

生き方、勉強の仕方、社会の課題への対応など、

様々なジャンルにわたっています。

いずれも高校生という立場からの

大人の感覚とは異なる若々しさがあふれる意見です。

 

「投書」とは自分の意見を公にすることですので、

それなりの勇気が必要です。

また、自分の考えが他の人に伝わるようにまとめることも大切でしょう。

 

「掲載されたものに何か共通点はありますか?」

と国語の担当者に聞いたところ、

「テーマに対して『自分はこうしたい』と

前向きに向き合っているものが多いようです」とのことでした。

 

私たちはだれもが自由に意見を持つことができます。

現時点で19人の意見が新聞に掲載されたこと、

それはそれぞれの意見が社会に訴えるものがあったということです。

生徒の皆さんは、掲示されている切り抜きを

ぜひじっくりと読んでみてください。

そして、ぜひ投書に挑戦してみてください。

 

社会の課題に目を向け、解決策を考え、行動する、

これからの社会に必要な能力の一端を

投書という形で見せてもらえた、そう感じています。

 

さて、現時点で

最後に本校生徒の投書が掲載されたのは1月23日です。

これからも掲載されるかもしれません。

ご期待ください。