あだたら通信192
2020年7月10日 08時00分7月10日(金)
私は家の庭でミニトマトを育てています。
(なぜ始めたのかは、またいずれお話ししたいと思います。 )
土いじりがあまり好きでない私ですが、トマトの実が成長していくことにワクワクしています。
先日、トマトの誘因作業をしていたら、まだ成長途中のトマトの実を落としてしまいました。
熟していないばかりか赤くすらなっていません。
おいしくはないだろうとは思いましたが、興味本位で食べてみました。
甘味が無いどころか、渋みが強く、しばらくの間、口の中に不快な味が残っていました。
「緑色の硬いトマトはおいしくない」
当たり前のことを確認しました。
そこで私は、残りのトマトは完全に熟してから食べようと思い、日々観察していました。
徐々に赤くなっていくトマトを見ながら、いつ食べようかと最適な収穫時期を探っていました。
すると、・・・
鳥たちに先に食べられてしまいました。
ただ割れている実は、おそらく水分のとりすぎでしょうが、その他は明らかに鳥たちです。
鳥たちも青く苦みの強いトマトは食べませんが、熟した甘いトマトは好きなのですね。
残念でしたが、仕方ありません。
次の日に、鳥対策として防鳥ネットを張りました。
収穫の「タイミング」を見極めるのは難しいのですね。
鳥たちは流石です。
食べて美味しい最適の「タイミング」を知っているのです。
鳥たちは普段から自分で餌を探し、食べることで生きています。
命を懸けて食べ物を探し、食べているとも言えます。
命を懸けて必死で食べ物を探している鳥たちと、興味本位で栽培している私とでは経験と覚悟に大きな差があります。
私が最適な収穫なタイミングを見極めるには、まだ少し時間が掛かりそうです。
今後は様々なタイミングで食べてみることにしたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、何事においても「タイミング」を捉えることは難しいものです。
スポーツで何かを仕掛けるタイミング、トランプやゲームの勝負のタイミングも同様です。
私達の人生においても何かを選択し、決定する「タイミング」は難しいものです。
就職希望の3年生のみなさんは来週の火曜日に企業見学の申込みを提出してもらうことになっています。
決定する「タイミング」です。
最適の「タイミング」ばかり考えていると、私のトマトの様に鳥たちに食べられてしまいます。
鳥たちのように必死に情報を収集し、考え、勇気を持って決定してください。
◆週末の予定◆
7月11日(土) 3年生模擬試験(公務員・看護医療系)
12日(日) 全商ビジネスコミュニケーション
◆来週の予定◆
7月14日(火) 40分授業
15日(水) ⑤⑥進路ガイダンス(3年)
16日(木) 歯科検診(3年;9:00~)
17日(金) ⑥情報モラル講座(1・2年)
授業の順番①②⑤⑥③④
(10日朝の安達太良山)