台風一過~情報伝達について考える①~
2019年9月10日 09時36分2学期が始まって2週間、久々のブログです。
昨日は台風のため休校でした。
本宮は雨、風ともそれほど強くなく、校舎等に被害はありませんでした。
生徒のみなさん、職員についても現在のところ被害の報告はありません。
そして、今日は台風一過の青空が広がっています。
暑くなりそうです。
さて、台風により学校が休校になるかどうかについては
「ホームページとメールで知らせる」
と9月6日(金)に生徒の皆さんにお知らせしていました。
ところが!!
9月8日(日)のお昼ごろから、
本校を含む県立高校が利用しているシステムがダウン、
すべての学校がホームページへのアクセスできなくなってしまったのです!!
いちばん必要な時なのに!!
本校では、メール等により
なんとかみなさんに休校をお知らせすることができましたが、
焦りました(汗)
みなさんにも心配をおかけしました。
今回のことは、現代の情報伝達の脆弱性を実感する出来事でした。
一つのエラー(原因はまだ不明)で
非常に多くの人にとって必要な情報が伝わらなくなってしまうこと、
これは大きな問題です。
しかし、今回のようにそれが絶対におこらないとは言えないので、
準備しておくことが必要です。
39メールにまだ登録をしていない生徒のみなさん、保護者の皆様、
登録にご協力をお願いします。
20年ほど前、アフリカのガーナ共和国の首都から遠く離れた地方に住んで、
やはり学校の教員をしていました。
学校の寮に住んでいたひとりの生徒が
「お金が足りないので、お父さんに連絡し持ってきてもらう」
と言っていました。
彼女の実家は、学校からバス(実はトラックの荷台)に乗って約1時間、
そこから先は車が走れる道がないため
草原を自転車で30分ほど走った村にあり、
電話はもちろん、電気も通っていませんでした。
郵便局もないので、郵便も無理です。
当時のガーナで携帯電話が使えたのはごくごく限られた地域で、
彼女の実家の村はもちろん、
私が住んでいた地方都市でも使うことはできませんでした。
さて、問題です。
どうやってお父さんに連絡を取るのでしょうか?
答えは次回です。