校長日記
授業の再開にあたって
本日、6月1日より、6校時の授業が再開となりました。まだ、時間差通学の短縮授業であったり、部活動が中止のままであるなど、完全な状態での学校生活を行うにはもう少し時間がかかりますが、お昼のパン販売が再開したり、日常を感じさせられる場面も多く見られました。本日の朝のSHR時に、全校生徒に向けて以下の内容の話を放送で行いましたので、その内容を下に掲載しておきます。
『全校生徒の皆さん、おはようございます。先々週の登校日から、出席番号の奇数番号と偶数番号に分かれて、分散登校などは始まっていましたが、いよいよ本日より、全校生徒がそろって、授業などの再開となります。まずは、臨時休業の期間中、無事に過ごすことができ、皆さん全員での教育活動を再開することができるのは、何よりだと思います。
福島県内の新型コロナウイルスへの陽性が判明した方は、5月8日に発表された81例目の方を最後にして、その後は本日まで出ていません。ただ、九州の北九州市のように、しばらく感染者の方の数0が続いていても、急に市内あちらこちらから感染者が報告され、小学校ではクラスターも発生しているようで、とても心配されるところです。皆さんも、一定の緊張感を持って予防行動をとり、登下校や学校生活送るなどをして欲しいと思います。予防行動については、先生方の指導内容をしっかりと理解した上で、自分自身のとるべき行動を、自ら考えて、自ら判断することが求められます。そのためにも、なぜそういう対応をするのか、その意味をしっかりと考えて、先生方の話を聞いて欲しいと思います。
話は変わりますが、6月、7月と、年度当初の予定から、いろいろと計画を変更することになります。中間考査の中止や、期末考査の期日の変更、1学期の終業式が7月31日になるといったことがあります。それ以外にも、いろいろとありますが、今後検討していくこともありますので、先生方からの連絡等をしっかりと聞いて、対応して欲しいと思います。
最後になりますが、今後も、いつまた臨時休校などにならないとも限りません。そう考えると、1時間、1時間の授業や、毎日の諸活動など、それぞれがとても貴重なものとなります。
いままで以上に、授業、部活動、生徒会活動など、感染防止に努めながらも、1つ1つに集中して、しっかりと取り組んでください。不自由で、大変な思いをすることもあるかもしれませんが、皆さんの今後の将来に役立つ、貴重な経験と学びになることもあると信じています。6月、7月の夏休み前の2ヶ月間、まずは頑張りましょう。』
本日より分散登校による授業再開
本日5月25日(月)より29日(金)までの一週間、分散登校により授業が再開されました。本格的には、来週の6月1日からとなりますが、午前と午後に分かれて、出席番号の偶数と奇数で半数ずつの授業が行われました。初日の本日から、体育で校庭のトラックを走る姿が見られましたが、いきなりなのでバテ気味の生徒さんもいたようです。生活のリズムを早めに回復させて、来週の6時間の授業に備えて欲しいと思います。
また、先週の20日(水)~22日(金)の3日間で、学年毎の登校日となっていました。登校した際には、生徒一人一人が、Google(G Suite)のClassroom用のアカウントの設定を行いました。
画像は、22日(金)のアカウント設定の様子(1学年)です。
Classroomは、授業をはじめとした様々な場面での活用が可能です。
日常的な様々な活用と、臨時休業等の時に利用できることが期待できます。
明日から臨時休業
明日から、5月6日(水)までの間、臨時休業となります。
本日、登校できなかった生徒の皆さんも相当数いましたので、放送による
全校集会での話しを聞くことが出来なかった人もいました。
そこで、TOPページの方に、話の内容を掲載させて頂きました。
ご確認ください。
先行きが見えにくい状況にありますが、心と身体が健康でさえあれば、
この先、様々なことを学び経験できる機会は必ずあります。
生徒の皆さん全員が、この新型コロナウイルスに関する自粛等の
期間が終わり、感染のリスクが下がった時、
明るく、学校に戻ってこれるよう、
この休業期間を前向きに乗り切ってもらうことを強く願っています。
対面式にて
4月9日、対面式が実施されました。
本来、対面式は、本年度最初の新入生と在校生が一堂に会する場であり、
本校生徒が、一体感を持ってもらうためにも、重要な行事であると思います。
残念ですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応で、
放送による対面式となりました。
[画像は、職員室から放送している様子です。]
対面式の後、1年生は、第一体育館に移動して、
各部活動ごとの紹介や説明を受けていました。
いろいろと準備してくれた生徒会や各部の皆さん、
新入生のためにありがとうございました。
※式の中で、私の方から、
令和4年度末までの活動となる部活動についての説明をしました。
今後、学級減となった際の、生徒数や教職員数の減少で
現状の部活動を維持することが難しくなることから
令和元年度、校内で検討していたことです。
学級減も、人口減少の影響であり、
人が減ることで本校の部活動の減少にも
関連するなど、寂しさや淋しさを感じます。
ただ、活動する生徒一人一人は、
精一杯、授業とは違った自分を出して
元気に活躍してもらいたいです。
入学式を終えて
4月8日(水)14:00より、本校第一体育館において、入学式を予定どおりに
実施することができました。
新入生の皆さん、保護者の皆様、あらためまして本校へのご入学、おめでとうございます。
そして、ご臨席頂いた来賓の皆様、お忙しい中、新入生144名の新たなスタートに
立ち会って頂きまして、ありがとうございました。
代表してご祝辞を頂きました 本宮市長 高松義行 様には、とても気持ちの入った
心温まるお言葉を頂戴し、感激しております。また、新型コロナウイルス対策の関係で
式の中ではお言葉を頂くことができませんでした、PTA会長 大槻栄二 様、
体育文化後援会長 三瓶亜記子 様、同窓会長 遠藤博 様からは、控え室等で
新入生への熱い祝意をお聞かせ頂きました。今後も、よろしくお願いいたします。
式辞の中で、新入生に向けて述べさせて頂いた部分を、掲載させて頂きます。
『さて、新入生の皆さん、皆さんはここ、本宮高校で、何を何のために学ぶのでしょうか。その答えは、皆さん一人一人、異なるのだと思います。3月に実施した本校の入学者選抜の時の面接や、出願の際に提出した志願理由書などに、どんな志や思いを持ち、答えたでしょうか。今、あらためて思い起こして下さい。その中に何を何のために学ぶべきか、何を学びたいと思ったのかの答えがあると思います。しっかりと、自分の胸に持ち続けて欲しいと思います。
皆さんに、共通することもあると、私は思います。それは、本校の学校教育目標にある、「自らの人生を切り拓く力」と、「よりよい社会を創る力」、この二つを身につける為の学びなのだと思います。本校の三年間で、そうした力をしっかりと身に付けてほしいと、強く願います。
そのためには、日々の授業、学校行事、生徒会行事、部活動、地域での活動等に、しっかりと取り組んでください。また、多くの仲間とともに、力を合わせ、難しい判断をしたり、課題を解決したりする経験を積み重ねてください。本校卒業後に大人として生きる皆さんを支え、幸せな人生を築く力につながる、と私は考えます。
本校の校訓は、真摯(しんし)、結束(けっそく)、身命(しんめい)であり、これらを合わせて「真結身の教え」と呼んでいます。この「真結身の教え」もまた、ひとつひとつのことに正面から向き合い、互いを認め、支え合い、力を合わせることの必要性を、伝えています。
また、昨年度から使用している生徒の目線で本校の教育目標を表しているロゴ、「ココで創ろう君のミライ」ですが、ココとミライがカタカナで表記されています。ミライは、過去と未来の「未来」と、美しい蕾(つぼみ)の二つの意味が込められています。咲き始めようとする美しい蕾である皆さん新入生が、未来の、進歩した社会で、幸せな人生を送っている自分を思い描き、夢を持ち、その実現を目指して、本校での三年間を過ごし、将来、しっかりと立派な花を咲かせて欲しいと思います。』
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