ブログ

女子ソフトテニス部

女子ソフトテニス部 インターハイ地区予選

〇団体戦 第2位 県大会出場

 団体戦は、悔しくも第2位でした。最終戦は、福島西と本宮の対決となりました。お互いに全勝同士で迎えた最終戦で、勝ったほうが優勝という事実上の決勝戦でした。この学年には、1年生の時から「地区優勝を狙えるよ」と話をしてきました。しかし、生徒達は自分に対して自信がなく、その言葉を最初は信じていなかったと思います。しかし、日々の練習や大会を重ねていくことで、本気で優勝を目指すチームと成長してくれました。

 今思えば、去年の3年生が抜け、新チームでスタートした新人戦では、自分たちの心の未熟さゆえの敗戦で、地区4位からのスタートでした。次のインドアの大会では、苦しみながらもなんとか第2位として、県大会の切符を手にしました。そして迎えた今大会では、本当に大きく成長した姿で試合をしてくれました。結果は2位でしたが、技術よりもしっかりと心で戦う姿が見ることができました。

 最終戦前に私が話した言葉を載せます。

「君たちが入学してから”優勝を狙えるよ”と先生が話をしても君たちは最初は信じていなかったよね。でも今はどうだい?本気で優勝を狙うチームとなったでしょ。負けて悔しい思いをして、そこから努力をしてここまで本気になれた。そして、ようやくこの舞台まで来ることができたね。全勝同士の決勝戦です。まず、この舞台に立つことができたことを誇りに思おう。それは、ずっと地区を引っ張ってくれた福島西の存在があったから、ここまでみんなは頑張ることができた。”福島西を倒すぞ。”そう思って毎日努力をしてきたね。みんながここまでこれたのは、福島西の存在があったからこそです。だからこそ、福島西に尊敬と感謝の気持ちをもって試合をしよう。ここまで自分たちを育ててくれた、福島西を倒すことでその恩を返そう。」

 こんな話をしました。生徒たちはしっかりとした気持ちを持ってコートに立ちました。試合にでれない子も一生懸命に心から応援をしました。そんな本宮の気持ちにこたえるように、福島西の生徒たちは本当に素晴らしい試合をしてくれました。完敗でした。生徒たちはみんな泣いていました。一生懸命努力したけど届かなかった。それが本当に悔しくて、流れた涙でした。本当に努力したものにしか流せないきれいな涙でした。ここまで来たうちの生徒達をほめたいと思います。

3年 部長 渡辺のノート

 いつもは外で見ていた景色に自分達が立ってプレーをして、やっとここまで来たんだと実感した。後から振り返ってみると、福島西は認めたくないけれど、1歩2歩3歩上だった。

 目標を達成できなかった。目標が達成できなくて本当に悔しいけど、次の目標の「県ベスト8」を目指して頑張る。頑張るしかない。欲を言えばみんなで東北大会に行きたい。

 負けない1番手であれ、チームを盛り上げろ

 本宮高校でしかできないことを出し切れ

 少しでも多くみんなとコートに立つ

 落ち込んでいるひまはない

 

3年 松本のノート

 これで福島西と全勝対決ができると、嬉しくなった。自分達より1、2個上だと知っているからこそ気持ちで勝負した。それまでの試合はミスすると落ち込む自分だったけど、この時はミスしても次のポイントを考えていたと思う。

 優勝をかけた試合。負けた。目標としていた優勝には届かなかった。悔しかった。技術が足りていなかった。県大会までにアジャストして、もう一つの目標である県ベスト8を達成して、ベスト4を達成したい!

 

〇個人戦 4ペア 県大会出場

ベスト8   石井(3年・富田中出身)・薄(2年・二本松三中出身)ペア

       内藤(2年・安達中出身)・常泉(2年・小浜中出身)ペア

ベスト12  渡辺(3年・大玉中出身)・高橋(3年・二本松二中出身)ペア

       渡邊(3年・大玉中出身)・松本(3年・大玉中出身)ペア

 

 <努力したものにしかわからない世界がある。>

     

女子ソフトテニス部 新人戦県大会

令和4年度福島県高等学校新人体育大会ソフトテニスが10月29日より会津若松市で行われました。

団体戦 県大会 ベスト8

 県北地区大会を4位という不本意な成績で抜け、県大会での雪辱を決意し臨んだ大会でした。

女子ソフトテニス部は、県北地区優勝、県大会ベスト8が目標でした。

   地区大会を上位で抜けることができなく、各地区の上位校と苦しい試合が続きました。

1回戦 本宮 ③-0 相馬総合

2回戦 本宮 ②-1 会津

準々決勝 本宮 0-② 磐城第一(第2シード)    

 

   特に、2回戦の会津高校では、本当に苦しい試合でした。1試合目は、うちのエースが相手のエースと当たり、ファイナルで落としてからの試合がスタートでした。しかし、2試合目は、2年生・1年生ペアが頑張りました。プレッシャーがかかる中で、しっかりと戦い3番へとバトンをいい形でつないでくれました。そして、3番勝負。今までは詰めの甘さから、なかなか3番勝負に勝てていないペアでしたが、今回は違いました。やることをしっかりと決め、攻めの姿勢を崩さずに、戦い抜いてくれました。

   そんな3番勝負を勝った、渡邉のノートとエース渡辺のノートを載せます。

2年 渡邉のノート

 1番手が負けてしまって、2番手と3番手が絶対に勝たないといけない状況で、レシーブで相手のバックを狙い、中ロブで相手を走らせるボールを使うことができた。今回の試合は、ペアでやることを決めて攻めれた。2番手と3番手で試合に勝ってベスト8になれてうれしかった。絶対に負けない2番手になる。

 団体戦では、2番、3番で勝てた試合があったけど、もっと強い相手になったときに、1番が負けても安心して任せられうようなペアになりたい。目標にしていたベスト8になれたけど、もう少し上を目指せると思った。

 

2年 エース 渡辺のノート

 今日は本当に調子が上がらなかった。ファーストは入らない、ボールは走らない、本当に苦しかった。1番手として、部長として負けてはいけないプレッシャーがあった。プレーがうまくいかず苦しかった。正直逃げ出したい気持ちがあった。でもまた逃げ出して負けたくなくて、声を出してプレーした。それでも調子は上がらなかった。ベスト8をかけた試合、自分は負けた。それが悔しくて悔しくてしかたなかった。応援することしかできなかった。2番と3番に勝たせてもらった。それが本当に情けなくてしかたなかった。自分はまだまだ努力が足りていない、実力不足だと感じた。目標であるベスト8は達成できた。自分はもう一度基礎からやり直して、地道にこつこつ努力をしてインドやインターハイでは、この悔しい思いをぶつけて、さらに上の目標を目指して頑張る。

 

   対照的な2人のノートです。2人は同じ中学校出身です。今後この2人が切磋琢磨しながら更なる飛躍をしてほしいと思います。目標を達成することができた部員達には、更なる高みを目指してしっかりと努力をしていってほしいと思います。

 

~たとえ目標がどんなに遠くても どんなに自分の一歩が小さくても 立ち止まりさえしなければ きっといつかは届く~ 

ベイビーステップ 丸尾栄一郎

女子ソフトテニス部 東北大会出場

祝 東北大会出場

渡辺心菜(2年・大玉中出身)・高橋美羽(2年・二本松二中出身)ペア

 

 本宮高校史上初の個人戦で東北大会出場を決めてくれました。東北大会の最後の枠を決める戦いは、

安藤ななみ(3年・白沢中出身)・菅野桃花(3年・二本松二中出身)ペア

との3年ペア対2年ペアの同校対決となりました。2ペアともノーシードからの大躍進です。

渡辺・高橋ペアは田村高校をファイナルで破り、安藤・菅野ペアは郡山東高校を破っての同士討ちとなりました。今まで共に練習してきた仲間との東北代表決定戦です。

 

東北代表決定戦は顧問として本当に胸を締め付けられるような思いでした。3年生ペアに有終の美を飾ってほしい気持ちもあるし、2年生ペアの努力も知っている。最後の試合は見ていて、本当に込み上げてくるものがありました。心の底から両ペアの戦いに敬意を表します。素晴らしい試合でした。

 <いつか来るその日のために備えた者だけにチャンスが訪れる>

女子ソフトテニス部 令和4年度インターハイ県北地区大会 団体戦

5月14日~16日までインターハイの県北地区大会がありました。団体戦について報告したいと思います。

<団体戦>

第3位 県大会出場

 

<1日目>

 ②ー1 福島  

 ③-0 東稜

 1-② 福島西

 ③-0 保原

 1日目は3勝1敗でした。一番の山場である、福島西との対戦では、2年生エースの渡辺・高橋ペアが個人戦準優勝のペアを④-1で破り、3番勝負に持ち込みました。3番勝負には3年生の安藤・菅野ペアです。3年生の意地を本当に感じる試合でした。1本1本粘り、本当に素晴らしい試合でした。特に6ゲーム目は相手に攻められながらもしっかりと取り、3-2リードでチェンジサイズを迎えました。しかし、そこからは相手が厳しくバックを攻め、ファイナルゲームにもちこまれ、ファイナルゲームでは粘りましたが、敗戦となりました。ただ、3年生として堂々とした戦いぶりでチームに勇気を与えてくれました。

<2日目>

 ③-0 福島明成

 1-② 安達

 ③-0 梁川

    2日目の山場は、安達高校との試合です。エースの渡辺・高橋ペアが3ー1リードから、相手の一年生のおもいっきりのよさに、我慢できずに打ちにいって敗戦となりました。ただここの試合まで負けなしでよくこのペアは頑張ってくれました。

2年 渡辺のノート

1日目

 自分の成長を感じた。今までだったら打ち合いを嫌がっていて、すぐにミスをしていた。でも今回は我慢できていた。福西に勝ってやると思って試合にのぞんだ。先輩たちのために、声を出して最後までやり切れました。福西に勝ちたかったけどあと少しの所で届かなかった。明日の安達戦で絶対に勝つ。

2日目

 安達に自分のせいで負けてしまった。先輩達はボールをあきらめないで追って声を出してプレーしているのに、自分はどんどんプレーが下がっていって本当に自分にがっかりしました。自分の甘さが負けの原因でした。県大会では自分より格上の相手がいます。今回の試合にようにならないように、自分に厳しく心も技術もあげて、県ベスト8の目標を成し遂げる。

2年 高橋のノート

 安達に負けて優勝を逃してしまって先輩達に申し訳なかったです。今回の団体戦は、全部勝って優勝する気持ちでした。みんなに応援されて、先輩にも元気もらって勝たなきゃいけないのに甘さが出てしまったなと思いました。チームのためにやりきると決めてできたと思います。先輩たちに優勝をあげられなくて申し訳ないですが、県ベスト8の次の目標で先輩たちに恩返ししたいです。

 

エース達の苦悩が書かれたノートです。成長をしっかりと感じながらも、自分の甘さにしっかりと向き合っています。まだまだ足りない部分は沢山あります。ただ、そこから逃げずに成長していってほしいと思います。

〈勝負はいつでも負けから始まる。弱さを知ったときから技の工夫が始まるんだ〉

柔道家 神永昭夫

女子ソフトテニス部  令和4年度インターハイ県北地区大会 個人戦

5月14日~16日までインターハイの県北地区大会がありました。1年生が8名入部してくれ、人数が多くなった部活はより活気が出てきました。この大会には本宮高校からは、個人戦で計7ペアが出場しました。

<個人戦> 

安藤(3年・白沢中出身)・菅野(3年・二本松二中出身) ベスト 8 県大会出場

渡辺(2年・大玉中出身)・高橋(2年・二本松二中出身) ベスト12 県大会出場

武田(3年・大玉中出身)・石井(2年・富田中出身) ベスト12 県大会出場

薄(1年・二本松三中出身)・内藤(1年・安達中出身) ベスト16 県大会代表決定戦で惜敗

 個人戦においては、3年生がしっかりと結果を残してくれました。3年生は全員で3人しかいません。この生徒たちは1年生の時には、コロナで大会が少なくなり、地区大会でも1、2回戦で敗退する生徒たちでした。しかし、しっかりと練習を続けることで、3年生では全員が県大会の切符を掴むことができました。

 特に、3年生の武田に関しては、初めての県大会出場です。すべての練習に手を抜かず、一生懸命に取り組んでおり、自分が負けてけてしまっても心から他人を応援できる生徒です。その生徒が最後のインターハイ予選で県大会の切符を掴んでくれたことは、顧問として本当に嬉しいことでした。武田の県大会をかけた試合では、本当に応援される選手とは彼女のことなんだなと改めて感じさせてくれました。彼女の試合には多くの生徒たちが応援に来て、全員が彼女の試合に声援を送ってくれました。こんな温かい環境で試合ができるのも、すべては彼女の今までの行動や人間性のお陰だと思います。そして、ペアの石井も決して天才肌の選手ではありません。ただ、「武田先輩と県大会に行きたい」という強い思いで練習に取り組んでいました。石井の長所は明るく元気なところです。苦しい場面になっても、石井がしっかりと盛り上げて試合を行っていました。地道に粘り強く続けることこそが、一番の近道だと感じさせてくれました。このペアには本当に「負けないテニス」をしてくれたと思います。粘り強く我慢ができた結果が、県大会出場です。

3年 武田のノート

 緊張した。練習でやってきたことをもっと使わなくてはいけない。今回もペアの天舞さんに何度も声をかけて励ましてもらい、助けてもらったおかげや周りの人の応援、先生の指導のおかげで初めての県大会に行けた。部員の皆、応援してくださった先生方、支えてくれた保護者には本当に感謝しています。県大会に向けて意識をもっとして練習していきたい。

2年 石井のノート

 七海先輩と県大会決められてのはすごく嬉しかったです。先輩は、「天舞さんと県大会に行きたい」などそういった言葉をかけてくれて、私はすごく嬉しかったです。私も七海先輩と県大会に行けるので、残りの3週間必死に練習して、先輩のために県大会で少しでも勝ち残れるようにしていきたいです。

女子ソフトテニス部 春の大会のまとめ

4月中の大会をまとめて結果報告します。

4月16日 ハイスクールジャパンカップ(県大会)

 安藤(3年・白沢中出身)・菅野(3年・二本松二中出身) ベスト32

 渡辺(2年・大玉中出身)・高橋(2年・二本松二中出身) ベスト32

 渡邉(2年・大玉中出身)・松本(2年・二本松二中出身) ベスト64

4月24日 春季大会 県ベスト8

 

寒い冬を超えて、4月の大会を迎えました。

「何も咲かない寒いときは、下へ下へ根を伸ばそう」

そんな言葉を冬の練習に入るときに話をしました。テニスで下へ下へというのは、地道な体力づくりや基本練習の反復にあたると思います。生徒たちは寒い冬にも負けずに努力した結果が出てきました。

<ハイスクールジャパンカップ>では、

3年生の安藤・菅野ペアは、田村高校のペアを倒して、ベスト32に入りました。

2年生の渡辺・高橋ペアは、優勝した磐城第一高校のペアにファイナルゲーム5ー7まで追い詰めていきました。ソフトテニスオンラインにも記事が載っています。本人達にとっても自信を持つ試合となったようでした。

2年生の渡邉・松本ペアもベスト64で負けてしまいましたが、帝京安積高校のペアにファイナルゲームまで追い詰めると上位高校に対してしっかりと戦えるようになってきました。

 <春季大会>では、

  ②ー1 清陵情報  

  1ー② 田村  

 清陵情報戦は、苦しみながらもなんとか勝ち切ることができました。田村戦では、去年の新人戦以来の対戦です。お互いに1番手が勝利し、3番勝負となりました。去年の新人戦と同じペアでの対戦でしたが、自分たちの形を作れず、ミスが重なり敗戦となりました。

 今後インターハイ予選の結果報告をしていきたいと思います。

 

女子ソフトテニス部 令和3年度新人戦県大会

 11月5、6日に新人戦の県大会行われました。

新人戦団体 県ベスト16

 1回戦 ③ー0 湯本高校

 2回戦 1ー② 田村高校

 湯本戦では、危なげなく勝ち切ることができました。2回戦では、県の第2シードの田村高校とベスト8をかけて戦いました。

 田村高校との第1対戦は、1年生の渡邉・高橋ペアを出しました。最初は、田村高校の勢いに押されましたが、徐々に自分たちのテニスをしようとしました。厳しくセンターを取られることが多く、思うようなテニスをすることができませんでしたが、しっかりと戦ってくれました。

 第2対戦では、1年生エースの渡辺・松本を出しました。相手に前衛の近くを攻められながらも我慢してしっかりと守ることができました。守りからリズムを掴み、今度はしっかりと攻めることができ、勝ちきることができました。

 第3対戦では、お互いに1勝ずつの3番勝負となり、2年の安藤・菅野の勝負でした。部を支える部長・副部長のペアです。試合前半は見せ球をしっかりと使いながら、相手に絞らせない配球ができていました。前衛はじっくりと待ち、しっかりと相手を観察することができていました。いい流れから、ゲームカウント1-2となり、前衛が相手のボールの特徴を掴み、勝負に行きましたが、ボレーミス。一番の勝敗の流れを左右する場面でのミスが出てしまいました。その後、粘りましたが、流石は田村高校。2ー④で負けてしまいました。

 すべて、3試合との素晴らしい粘りのある試合でした。ここを勝ち切れるとベスト8だったのですが、なかなかそう簡単には目標を達成することは出来ません。ただ、彼女たちの目には、失望ではなく、自分達もやれば県の上位と戦えるという希望の気持ちが大きかったようです。

2年 菅野のノート

 3番勝負でした。3ゲームの間、相手後衛の特徴を掴むことができず、頭を使っていませんでした。4ゲーム目ひっぱりを取りに行って決めきれないところがありました。その後は、レシーブミス、サーブミスが目立ってしまい2-④で負けてしまいました。

 あと少しで勝てたのに決めるところでミスしてしまったことがすごく悔しいです。負けは負けなので、次勝つために自分がミスした「ボレー」をコースや取り方など完璧にしてサーブのファースト率を高めたいと思います。

 

女子ソフトテニス部 秋季大会福島県ベスト8&学年別大会第3位

 10月2日に福島県高等学校秋季大会が郡山市で行われました。この大会は、各地区上位3校しか出れない県大会の上位レベルの大会となっています。

 

福島県高等学校秋季大会 県ベスト8

 

 1年前はこの大会に出場することが精一杯で全く勝負になりませんでした。1年間いろいろなことを乗り越え練習してきた成果がしっかりと出ました。この大会については、2年生ペアの安藤・菅野と1年生ペアの渡辺・松本がよく戦ってくれました。

 2年の安藤・菅野は今までなら、厳しい試合になれば声が出ず、自分の殻にこもってしまい負けるパターンが多かったです。しかし、今大会については、しっかりと頭を働かせ、相手の特徴を捉え、先を読みプレーしてくれました。本当に成長したと思います。ただ、ファイナルに入り、先行してから勝負を焦りすぎて簡単なミスが出てしまったことが課題だと思います。

 1年生の渡辺・松本は前衛を攻められたり、大きく動かされたりと、苦しみながらも、リーグ全勝をしてくれました。それぞれ課題が出た試合ではありますが、それでも以前に比べれば我慢をしてテニスをすることができました。

 新人戦の県大会が11月にあります。また、県でも上位を目指し頑張らせたいと思います。

 

 2年 菅野のノート

 秋季大会では、1年前と比べるとすごく変わったなと思いました。去年は、この大会に出て自分たちのやりたいことができずにボロボロにされた記憶があります。ですが、今の私達は、県中地区・県南地区の上位の高校にも自分達のテニスが通用していたと思います。少しは成長できたのかなと思います。

 

1年 渡辺のノート ノートをそのまま上げます。

 

 

 9月25日に学年別大会が行われました。

1年生の部 渡邉(大玉中出身)・高橋(二本松二中出身)ペア 第3位

 学年別大会では、1年の渡邉・高橋ペアがしっかりと結果を残してくれました。この大会では、基本的なミスが少なく、自分達から崩れることがありませんでした。地区の上位の1年生ともしっかりと戦うことができてきました。今後もっと伸びてくれることを期待したいと思います。

 県北地区の戦いでしっかりと結果を残すペアが増えてきました。部活動内においても、競争が生まれ始まってきました。校内戦を行ってもどのペアが勝ってもおかしくないぐらい技術面が上がってきました。その中で、どれぐらい状況を読む力と先を考える想像力・思考力が勝敗を分けてきていると思います。

 地元の中学校の選手で結果が出てきていることが大変嬉しく思います。部活動体験会も実施予定ですので、ぜひ本宮高校へ足を運んでみてください。技術は問いません。少しでも高校でソフトテニスを頑張ってみたいと思っている中学生は体験会に参加してください。お待ちしております。詳しくは本校HPをご覧ください。

   部活動体験会 令和3年11月13日(土)(〆切11月8日(月)16:00まで)

 

 

女子ソフトテニス部 新人戦地区大会

 8月28日から30日にかけて、新人戦の県北地区予選がありました。地区大会はなかなか厳しい戦いが続きました。夏休みは、私自身が国体の指導に時間を取られ、本宮高校のチームに時間をかけてあげられない中で、自分たちでしっかりと考え、必要なことを練習に取り組んだ結果が出たと思います。しかし、それぞれが考えたテニスができているかと言われれば、まだまだでした。今後は、そこを課題にしっかりと練習に取り組んでほしいと思います。

<団体戦>

第3位 県大会出場

2年 菅野のノート

 団体戦では、緊張してしまい、声も出せずいい流れを持ってくるはずが、流れを持ってこれず、ただ勝たせてもらった試合になってしまいました。

 本宮高校には4ペアいます。その中で団体戦は3ペアしか出れません。団体戦は、本宮高校の看板を背負って戦うので、出れない1ペアの分まで頑張る。そう決めていたのに、自分のミスで目標を達成することができませんでした。県大会の目標は、ベスト8です。その目標に向かって、自分ができなかったことを練習していきたいと思います。

 

1年 松本のノート

 新人戦3日間を通して、初戦の入りが悪いのと、レシーブミス、相手の特徴、弱点をきちんと分析できていなかったことが多かったです。

 最終日の福西戦では、ツイストやアタック止めなど少しではあるけれど、夏休みに練習したことを出すことができたけれど、もっと出せたのかなと思いました。そして、相手を分析して、弱点の部分を徹底して攻めたり、レシーブコースをはっきりさせ、やることを決めて、何も迷いがない状態でコートの中に立とうと思いました。技術面は部活で課題練習をしながら、心の面も強くしていきたいです。

 

1年 渡辺のノート

 この試合を通してわかったことは、まだまだ実力不足だということがわかりました。自分は、力に頼ってしまって我慢できなくて自分から簡単なミスをしてしまいました。相手の弱点を見つけるのが遅くて、ポイントを取られたり、下を向いて試合をしてしまいました。私は、心も技術もまだまだなので、1本とられても次の1本に切り替えられるようにしたいです。これからの練習では、時間をこなすのではなく、地区大会1位を目指して頑張ります。

 

 

<個人戦>

安藤(2年・白沢中出身)・菅野(2年・二本松二中出身) ベスト8   県大会出場

渡辺(1年・大玉中出身)・松本(1年・大玉中出身) ベスト8   県大会出場

渡邉(1年・大玉中出身)・高橋(1年・二本松二中出身) ベスト12  県大会出場

武田(2年・大玉中出身)・石井(1年・富田中出身) ベスト32

 個人戦は、4ペア中3ペアが県大会出場を決めました。県大会出場を決めることができなかった、1ペアの武田・石井に関しても、県大会出場を決めたペアに対して、ファイナル6ー⑧までもつれた試合でした。この2人は、練習中に抜くことなく、一生懸命に取り組む2人です。どうにか勝てせてあげたかったのですが、最後の最後で自分たちのミスが出てしまい敗戦となってしまいました。しかし、本当に成長が見れた試合でした。あともう一歩の部分を、しっかり詰めてほしいと思います。

 

2年 武田のノート

 個人戦は、あと少しで勝てたのに負けてしまったことに対し、悔しかった。団体戦のメンバーに入れるように練習を頑張りたい。大会の反省のミーティングをしている時も、みんなが試合に出ているところを見ていても悔しかった。

 

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。
決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。

女子ソフトテニス部 県総体&県北団体選手権

 6月19日~20日に県総体&県北団体選手権が行われました。

<団体戦>

 第3位

 新チームになり、初めての団体戦でした。私が赴任してから、最高の成績を収めてくれました。生徒たちも賞状が取れたことにより、自信につながったようです。ただ、この自信がおごりにならずに、常に挑戦者としてコートに立たせていきたいと思います。この結果に満足することなく、新人戦では優勝を目指して頑張らせたいと思います。

2年 菅野のノート

 目標である3位にはなれましたが、全然満足していません。3位になれるのが当たり前だと思い、次の目標である優勝に向かっていきたい。

 

1年 高橋のノート

 今回の試合でもっとできるという思いが残っていて、自分も強くなりたいので、夏休みの練習で頑張りたい。

 

<個人戦>

 渡辺(1年・大玉中出身)・松本(1年・大玉中出身) ベスト16

 安藤(2年・白沢中出身)・菅野(2年・二本松二中出身) ベスト16

 渡邉(1年・大玉中出身)・高橋(1年・二本松二中出身) ベスト32

 武田(2年・大玉中出身)・石井(1年・富田中出身) ベスト32

 この大会は、コロナの関係で県大会出場枠がベスト8からになってしまいました。本来ならベスト16に入った2ペアは県大会出場をでした。しかし、それは勝負の世界なので仕方がありません。新人戦では、4ペアすべてが今の成績より上に行き、県大会出場を果たしたいと思います。

女子ソフトテニス部  インターハイ県大会

6月6日~7日にかけて、会津の総合運動公園でインターハイの県大会が行われました。

コロナ対策により、無観客で行われた大会です。

<個人戦>

 渡辺(1年)・菅野(2年)ペア

 1回戦 清陵情報 1ー④ 勝利

 2回戦 原町   ④ー1 敗退 ベスト64

<団体戦>

 2回戦 白河(第4シード)③-0 敗退

     1対戦 ④ー2

     2対戦 ④-1

     3対戦 ④-2

 大会は負けてしまいましたが、県の第4シードに堂々と戦い切りました。

この大会で、引退を決めていた部長の矢吹のノートを載せます。

<3年部長・矢吹のノート>

 負けました。悔しかったです。けど涙は出ませんでした。今日の試合は、前向いて挑戦できました。

でもやっぱり勝ちたかったです。だけど楽しかったです。

 スポーツはすごいなと思います。強くなろうと思えば思うほど団結力も高まって、チームがまとまっていくこと、

そしてスポーツを通して人間力が高まること、本当にすごいと思いました。

 私は、ソフトテニスを選んでよかったです。何より、このチームでテニスができたことが一番嬉しいです。3年生1人の私を、1・2年生の輪に入れてもらって、沢山気を使わせてしまったはずなのに、最後に皆からひと言ずつもらった時に「ありがとうございました」と言ってもらえて、本当に本当にうれしかったです。

 私は恵まれていると思います。この環境があることに感謝しなければならないと思います。チームの皆、家族の皆、先生、ありがとうございました。

 

 3年生1人で、よくここまで頑張ってくれました。1年生の時には、最初の大会に出場すらできませんでした。そんな矢吹が学年が上がるにつれて、本当に技術も人間としても成長してくれました。3年生1人で、部活のことで悩んでもその悩みを同じ学年で共有することができずに、苦労もしました。それでも頑張り続けた経験は、誰にも奪えない彼女の財産です。本当にお疲れ様、そしてありがとう。矢吹の意思を引き継いだ後輩たちが、大きく成長してくれることを願っています。

 

「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」

わたしたちが過去の充実した生活のなか、豐かな経験のなかで実現し、

心の宝物としていることは、なにもだれも奪えないのだ。

ヴィクトール・E・フランクル:「夜と霧」からの一節

女子ソフトテニス部  インターハイ県北地区大会

5月15日(土)~17日(月)にインターハイの県北地区大会が行われました。

〇個人戦

 渡辺(1年)・菅野(2年)ベスト12 県大会出場

 安藤(2年)・矢吹(3年)ベスト16 県大会代表決定戦で敗退

 武田(2年)・松本(1年)ベスト32

 渡邉(1年)・高橋(1年)ベスト32

 

〇団体戦 第5位 県大会出場

 

 

 インターハイ予選は、3年生にとって一番大きな意味をもつ大会です。この大会に臨むにあたって、全員が本当に努力し、3位以内を目標にした大会でした。しかし、自分たちが努力してきたことが、プレッシャーとなり思うように戦うことができませんでした。大会終了後、生徒たちは喜びの涙ではなく、悔し涙があふれていました。これも、勝負の厳しさです。ただ、これで大会が終わるわけではありません。苦しい中でも、戦い抜いた結果、県大会出場はどうにか決めることができました。この地区大会での悔しさを、県大会で晴らすことを決めた生徒たちのテニスノートです。

<松本のノート(1年)>

 今回の大会では、技術面より自分の心の気持ちのほうが反省が多かったです。試合前は絶対に勝って先輩方を笑顔にさせたい。勝って次へのバトンをつなぎたい。など思うけれど、試合に入ると、不安や緊張してしまうことがほとんどでした。先輩たちが泣いている姿や悲しんでいる姿を見ると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。もっとチームのことを思って試合をすれば、勝てる試合がたくさんあったし、3位以内にも入れていたと思います。

この悔しい気持ちが嘘だったかのように、県大会ではメンタルを強く持ち、

チームのためだと思って試合に挑みます。

<安藤のノート(2年)>

 団体戦は、1試合目から自分のことばかり考えて、周りが見えず、チームに迷惑をかけたと思う。頑張ってくださいと言われるのに、申し訳ないと思った。ひらりちゃんは個人も団体も一度も出られなくて、一番悔しいはずなのに、頑張ってサポートしてくれたのに、チームのことを考えることができていなかった。表彰式をじっと見ていろと先生に言われて見ていた。そこに自分達も立てたんじゃないかと思った。それを見てもっと悔しくなった。終わったことだからと思ってもずっと考えてしまう。

これからの練習では、今回の大会ではっきりと分かった自分の苦手なところ、

弱いところに少しでも自信が持てるようにしていきたい。

<矢吹のノート(3年・部長)>

 3日間の地区大会を終えて、まず悔しいです。あれだけ毎日一生懸命練習して、それでも本番になるとできなくなる自分の弱い心が恥ずかしいです。私はキャプテンなのに、みんなを勝利に導いてあげることができなかったのが、申し訳ないです。後輩は「先輩の最後の大会」という意識をもって戦ってくれたそうです。私からしても「後輩との最後の大会」でした。後輩が、たった1人の3年生の私に何かしてくれてるように、私ももっともっと後輩に感謝をプレーで表さなければいけなかったと思います。県大会はギリギリです。もちろん相手は強いと思います。全員で怖がらずにぶつかりにいけるように練習します。

みんながもっと前を向けるように、声を出せるように、私ももっと部の先頭に立って、

みんなを引っ張っていこうと思います。

 

6月6日(日)から会津で県大会が行われます。3年生と一緒にテニスができるのももうすぐ終わりです。1秒でも長くこのメンバーで、このチームが戦ってくれることを願っています。県大会での成長を期待しています。

 

人生において大きな喜びは周りが「あなた達にはできない」と思ったことを、やってのけること。

女子ソフトテニス部 ハイスクールジャパンカップシングルス

 4月2日にハイスクールジャパンカップシングルスの県北地区予選がありました。

〇矢吹(3年)ベスト16

 安藤(2年)ベスト16

 この大会は、ベスト8からが県大会に出場となります。しっかりとシングルス対策をして迎えた大会でしたが、2人ともあと一歩というとこで県大会出場を逃してしまいました。新学年となり初めての大会でしたが、自分たちが練習してきた部分を出せたところもありました。しかし、基本的なサーブレシーブでの1stサーブの確率の悪さと、レシーブコースの甘さがなかなかポイントをとることに結びつきませんでした。このシングルスの課題はダブルスも同様です。しっかりと自分の課題と向き合いながら、5月中旬に行われるインターハイ予選に向かいたいと思います。

そんな中で、成長したキャプテンのノートを載せます。

<矢吹のノート>

初戦は福島西。勝ちたかった。

サーブが入らなかったのが大きい。ボールも甘く、相手の楽なところに返してしまった。また、前後の意識がなかった。

2試合目は福島。たくさん粘った。取って取られてを繰り返して、やっとの思いでファイナルまで持ち込んだ。

最後のミスはアウト。今までの自分は不安になるとネットが多かったから、ミスには変わりないが、自信をなくしてたネガティブボールではなかったと思う。そこは成長できたのかな。声も出した。足も動かした。諦めずにボールも追った。それでも届かなかった。私にはまだまだ足りないものがたくさんあった。それに気づけない自分が情けない。自分で掴み取った勝利から、こうしてシングルスに出させてもらって、後輩に良いところを見せれなかった。先生を喜ばせてあげることができなかった。

 1人で戦う試合は、寂しいけれど楽しいものでもあった。最初で最後のシングルスは自分にとって、とても貴重な経験であり、自分を少しでも成長させる良いきっかけになったと思う。

 

 この冬にキャプテンは足のけがをして、思うように練習ができない時期もありました。そんな中でも、彼女は自分のやるべきことを見据え、体幹トレーニングやボール拾いをチームのためにしていました。そんな成果がこの春に大きな花となって咲き誇ることを期待しています。

女子ソフトテニス部 インドア地区予選

 11月14日にインドアの県北地区予選がありました。

〇団体戦 ベスト4

〇個人戦 穂積(1年)・矢吹(2年)ペア ベスト16

     武田(1年)・安藤(1年)ペア ベスト32

     菅野(1年)・小野寺(1年)ペア ベスト32

 この大会は個人戦上位6ペア、団体戦は上位2校しか県大会に行けない厳しい大会となっています。

団体戦 準決勝 本宮 vs 福島

    1番目  ④ - 1

    2番目  0 - ④

    3番目  1 - ④

 1番が勝利し、2番が負け、3番勝負になりました。3番目には、1年生の武田とキャプテンの矢吹を組ませました。一番辛い3番勝負。チームの勝敗を一身に背負う辛さがあります。しかし、この2人は練習を休むことなく、さぼることなく、真摯に練習に取り組んだ2人だからこその起用です。

 大会前に1年生の武田に3番目に使うことを伝えました。戸惑いながらも「頑張ります」と短く決意を語ってくれました。武田は決して器用で能力が高い選手ではありません。感情表現も苦手で、なかなか声を大きく出し、気持ちを外に出してテニスをする生徒ではありません。しかし、武田にはコツコツと努力する才能があります。練習中でも、腐らず謙虚に努力してきました。部員たちも武田を3番に使うことに納得してくれました。それは、今までの武田の練習への取り組みを見てのことだと思います。そんな武田が大会前に書いたノートにはこんなことが書かれていました。

<武田のノート>

 声を人一倍出すことは恥ずかしいことではない。むしろかっこいい。どんな相手にも勝とうとする、立ち向かう。全力で立ち向かう。自分やチームに自信を持つ。1人で戦うのではなく、全員で戦うことを忘れない。福島に勝つ。

こんな意思を持ってくれて戦ってくれました。結果は負けてしまいました。しかし、本当に大切なのは結果ではありません。それまでの練習の取り組みや大会にかける気持ち。そういうことが人として本当に大切だと思います。大会後に、武田のノートには、技術的な反省とともにこんなことが書かれていました。

 3番勝負で負けてしまった。先輩を勝たせてあげられなかった。3番勝負で勝てなかったことが悔しい。

 同じく、3番を戦った矢吹もキャプテンとして大変な思いをしてきました。大会前に部がまとまらず、全員揃っての練習がなかなかできない。それでも、彼女はしっかりと前を向き努力を続けてきました。2年生が1人しかいない中で、不安になったり辛いこともたくさんあったと思います。しかし、そういう経験をしたからこそ、人間は大きく成長できるはずです。まだまだ成長途中の彼女ではありますが、矢吹のノートにもこんなことが書いてありました。

<矢吹のノート>

  1ー1の3番勝負。思った以上に緊張し、不安で怖かったのが正直なところです。初めは声を出して挑んだものの、点を取られるにつれて声も小さくなり、自分では集中してたつもりだったけど、たぶん集中力が欠けていたのだと思います。またここで私の心の弱さが出てしまいました。やり切ると決めたものの悔いの残るものになってしまいました。本当に情けないです。

 全体を振り返って、昼の練習はどこよりも声が出ていたし、今までに比べたら雰囲気もうまく作れたと思います。ですが、やはり上を目指すにはそれなりの苦労がある。今の私たちに欠けているものをこの冬で身につけて春の大会にそなえたいです。

 誰が見ても「変わった」と思ってもらえるように成長したいです。

 この大会で県大会に行くことはできませんでした。しかし、地区上位のチームに対してしっかりと戦えました。敗戦の時に流した悔し涙が、今度は嬉しい涙に変わるように、この冬は努力していきたいと思います。

寒い冬には根をしっかりと下へ下へと伸ばしていこう。

春にきれいな花を咲かせるために。

女子ソフトテニス 新人県大会

 11月1日からいわき市で、新人戦の県大会が行われました。県大会に向かうまでに、チーム一丸とはならず、戦う雰囲気が作れない、、、そんな中で、迎えた県大会でした。大会の結果も個人、団体ともに初戦敗退となってしまいました。ただ、この大会を通じて、大きく変わった生徒達がいます。誤魔化すことなくしっかりと弱い自分と向き合い、1歩前に進もうとする姿は素晴らしいものがあります。

そんな生徒たちの意思が表れたノートです。そのまま載せます。

1年

 私は、この県大会を通してもっとテニスがしたい、もっと成長したいと思いました。目標で憧れだった先輩がハイボレーを決めたときに思いました。先輩は試合に負けてしまいましたが、私にはかっこいい先輩の姿が見れました。今後の目標は、先輩のようになること、先輩に試合で勝つこと、体重移動をしっかりとして打つこと、ボールを決めに行く自信、勇気を持つこと、これらを意識して練習していきます。また、先生から変わったといわれるためにも成長していきたいです。今、テニスノートを書いている自分はすごくテニスがしたいです。強い人にたくさん勝ちたいです。これからの部活はもっとがんばっていきます。

成長して、絶対変わります。

 

2年

 まず、周りの方々に支えて頂いていることに対して、改めて感謝すべきだと思いました。送迎をしてくれた親、差し入れをくださった先生方、宿泊費やお腹いっぱい食べれた食事代を出してくださった学校、そして毎日の練習のご指導をしてくださり、ホテルからの異動で車を出してくださり、2泊3日で県大会での試合のアドバイスやご指導をしてくださった北澤先生、他にもたくさんの方がいらっしゃると思います。本当にありがとうございます。

 県大会1日目。会場についた途端、身が小さくなりました。まだまだ弱い自分を捨てきれずにいました。たくさんの先生方とすれ違いました。ですが、大きな声であいさつすることができませんでした。私が、こんな感じだったので、1年生はなおさら静かでした。キャプテンとしてもっと自分に厳しくしていきたいと思います。

 県大会を通して、自分の弱さを改めて感じることができました。上手い人の試合もたくさん見ました。私もあんな風に楽しそうに生き生きとテニスがしたいと思いました。プレーヤーとして、キャプテンとして、人として、もっと自分を見直すべきだと思いました。インドアも県大会行きます。頑張ります。

次の目標に向かって全力を尽くします。

 

 今までは下を向き、自信がなかった生徒が、また少し変わってきました。負けても、そこから立ち上がるからこそ人は大きく成長でき、勝つことの意味がわかる豊かな人間にしてくれます。

「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」

女子ソフトテニス部 県秋季大会

 10月3日(土)に郡山庭球場で県秋季大会が行われました。この大会は、各地区上位3校しか出れない県大会の上位レベルの大会となっています。この大会に呼んで頂いたことに感謝しております。1歩1歩確実に周りの方々に育てて頂いております。

 予選リーグは、磐城高校と田村高校と戦いましたが、思うようにやらせてはもらえませんでした。プレーはもちろんですが、出で立ちや立ち振る舞いでも負けていました。うちの学校の生徒は、試合開始の整列から猫背になり下を向き、目線を合わせない。相手の高校はしっかりと前を見て戦う気持ちを前面に出してきました。プレーでも粘ることなく、相手に楽にプレーをさせて終わりとなりました。自分達の課題としていた心で負けています。こんな言葉があります。

「勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負けなし」

本当にこの通りです。技術で劣っているチームが勝つことがあります。それは、なぜ起こるのか?ソフトテニスに限らずすべてのスポーツにおいて、”心”があるからだと思うのです。うちのチームは戦う前から心を作れず、弱い自分のままコートに立ち、弱いまま戦いました。そこまで指導しきれなかった私の責任でもあります。ただ、部長はその弱さを理解し、変化を求める必要性を感じてくれました。

 部長のテニスノートを載せます。

とても良い経験だったと思う。自分たちの心の弱さを改めて感じることができた。準備や打球力の弱さ、遅さも知った。もっと細かいところにも目を向けられるようになりたい。

 ただ、新人戦の県大会前に県レベルの戦いができたことがチームにとってプラスになります。県大会に出るチームの雰囲気、出で立ち、立ち振る舞い、技術すべてが勉強でした。彼女たちがそれらを肌で感じ、一人一人が変わっていかなければならないと思います。今週は学年別大会が行われます。結果は追ってご連絡致します。

 

女子ソフトテニス部 新人戦

8月29日(土)~31日(月)に県北地区の新人戦が開催されました。

<個人戦>

穂積(1年、郡山五中)・矢吹(2年、富田中)ペア ベスト16 県大会出場

高濟(1年、本宮一中)・菅野(1年、二本松二中)ペア ベスト32

武田(1年、大玉中)・安藤(1年、白沢中)ペア ベスト32

 個人戦は3ペア中1ペアが県大会出場を決めました。敗れた2ペアもあと1回勝利できれば県大会出場です。だんだんと、上位の学校に追いついてきています。

<団体戦>

県北地区 第5位 県大会出場

 2年生1人、1年生6人という1年生主体のチームですが、入学時より確実に上手になり、勝ち方も覚えてきました。しかし重要な試合では、あと1本というところで、弱い自分が出てきてコースへ打ちきれず、勝ちにつなげることはできませんでした。

 ただ、この大会を通して、生徒たちは大きく成長してくれました。1年生は初めての公式戦となり、初めての団体戦でした。緊張で思うようにできない自分や弱い自分と向き合い、それでもチームのために戦っていく姿は素晴らしいものでした。県大会出場なんてできないと思っていた生徒たちが、やればできることを実感してくれたと思います。

 支えてくださった家族の皆様、地域の皆様、戦ってくれた相手校の選手及び監督、すべての皆様に成長させて頂いたことを、この場をお借りしまして感謝申し上げます。

 まだまだ課題はたくさんありますが、11月に行われる県大会に向けて更なる努力をしていきたいと思います。

 

女子ソフトテニス部 3年生大会

 新型コロナウィルスによりインターハイが行われないため、8月に福島県独自の3年生だけの大会が行われました。3年生は進路活動が忙しい中でも、自分が頑張ってきたソフトテニスを最後に表現するために出場を決めました。本宮高校の女子からは2ペアが出場しました。

<試合結果>

〇緒方・矢吹(2年)ペア リーグ1位通過 決勝トーナメント出場(県大会ベスト16)

〇小宮・森山ペア リーグ戦敗退

 3年間の部活動の集大成として、熱い気持ちをもって最後まで諦めずボールを追い、本当に素晴らしい試合をしてくれました。心から感謝と敬意を称します。ありがとう。3年間部活動を見守り支えてくださったご家族の皆様、地域の皆様にも、再度この場をお借りしてお礼申し上げます。

 新人戦の結果については、追ってご報告したいと思います。

ソフトテニス部 大会報告

1.大会報告                             女子団体戦

 

大会名:第65回福島県高等学校体育大会  ソフトテニス競技

会場:いわき市平庭球場

【男子】

6月1日(土)個人戦 1回戦 新藤・高橋ペア④―2喜多方高校

           2回戦   〃    1-④学法石川高校                                   

6月2日(日)団体戦 2回戦 本宮 ②ー1 会津高校                                      

           3回戦 本宮 0―② 東日本昌平高校

               《ベスト16》

【女子】

6月2日(日)団体戦 1回戦 本宮 ③ー0 湯本高校

           2回戦 本宮 0―③ 田村高校

 

4月から男子15名、女子11名で毎日練習に励んでおります。日々応援してくださる保護者の皆様、地域の皆様に感謝の気持ちを忘れず、部が一つになって目標を持ち、日々成長できるよう努力してまいります。これからも応援をよろしくお願いいたします。                          



2.今後の予定

6月22日(土)福島県総合体育大会ソフトテニス競技県北地区予選(個人戦のみ)

6月23日(日)県北地区団体選手権(1、2年生のみ)

場所:福島市庭球場(両日共)